2019年03月26日

子とともに ゆう&ゆう 2017年4月号!!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年4月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男3歳(1月で3歳になりました)、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、今回は小学3年生男子の生態(ただし、ウチの子に限る)について観察報告させていただきます。
 まず、声が大きいです。非常に大きいです。お風呂場でのんきに歌なんか歌っちゃったりするわけですが、外に聞こえています。また、三男四男がお昼寝しているときに限って叫びます。でも、元気なので良しとします。
 そして決して衛生的ではありません。基本的に手はズボンで拭きます。口は袖で拭きます。親の教育的指導も虚しく、「ハンカチで拭きなさい」という言葉だけが宙に浮いています。でも、お尻はさすがに紙で拭きます。たまに拭き残しがあるようです。
 基本的に勉強が嫌いです。勉強は大事だと言っても、別に「勉強なんかできなくても困らん」と言い返します。なので「今、君はマンガのワンピースが好きだろ。それは勉強をして難しい話が分かるようになったからワンピースの話が楽しいと思うんだよ。弟たちはまだ字も読めないし難しい話だと意味が分からないからワンピースを楽しいとは思えなくて、絵本が中心になっているんだよ。絵本にも楽しい話はたくさんあるけれど基本的に読み聞かせてもらわなくちゃいけない。でも君はいつでも好きな時に自分でワンピースのマンガを読むことができる。それに、これはなんでもそうなんだけど難しくて複雑であればあるほど楽しいものなんだよ。じゃんけんより、あっちむいてホイの方が楽しいだろ。ただのすごろくより、色々なルールのあるボードゲームの方が楽しいだろ。勉強ってのは、難しくて複雑で楽しいことをできるようにするためのものなんだよ。つまり、ギアサードからギアフォースへの架け橋なんだよ」と言って煙に巻いてやるととりあえず分かったような顔をして一応その場では勉強をします。ただ、勉強が面倒くさいことには変わりないようです。
 弟たちにいじわるをすることも多々ありますが、やさしく面倒を見てくれることもあります。弟たちと一緒にお風呂に入って出てくると三男の体を拭いて服を着させてやることがありました。またあるとき三男が「おかーさん、抱っこして抱っこして!」と泣き叫んでいたときにチラッと僕の顔をみて、今からかっこいいところを見せてやろうと言わんばかりの顔で「ほら、泣かないで。俺が抱っこしてあげるよ」と三男に優しく語りかけたこともありました。ただ、その時は「いやだ、おかーさんがいい!」と言われることを想定していたようで「うん!」と言われたときには「俺でいいんかい!」とよく分からない突っ込みをしていました。
 またあるときことわざについて話をしていたときに「猿も木から落ちる」の意味を聞いたら、「ツルツルしている木があって、その木は猿も滑って落ちちゃうってこと」と植物のサルスベリの解説を聞かされたり、「明後日の昨日の昨日のバージョンってなんて言うんだっけ」(注:一昨日のことだと思われる)なんて不思議な質問をされたこともありました。
 小学3年生男子の生態(ただし、ウチの子に限る)は大変興味深いものなので引き続き観察を続けたいと思います。

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2019年02月25日

子とともに ゆう&ゆう2017年3月号!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年3月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男2歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、今回は前回のつづきです。
 さて、楽しい楽しい(皮肉です)新幹線の移動が終わっても電車旅はまだ続きます。東京は交通網が発達しているのは良いのですが、誠にややこしい。そもそも目的地の最寄り駅がいくつかあるし、乗換方法の選択肢が豊富すぎてどのルートで行ったら良いのかがさっと判断できません。現代だからこそスマホのアプリなどで乗換検索できますが、スマホがなかったら絶対に東京砂漠で遭難していました。ましてや子連れで、券売機の上にある路線図をじっと眺めてなんかいた日には、子どもともはぐれていたことでしょう。スマホ様様です。
 そして電車の乗換が多いのも子連れ(特に2,3歳児!)には大変!ベビーカーを畳んだり広げたりが多くなるし、ベビーカーに座らせようとしても頑なに固辞するし、走らないように言っても走るし、ホームで寝そべるし…。もうそういう時は強制抱っこ、捕縛するわけですが、暴れて脱出、「だったら走らないでね」「うん」というやりとりがあってもすぐに忘れて同じことの繰り返し。魔の二歳児とはよく言ったものです。ん?ウチの子だけか?
 さて、そんな三男をうまくなだめながらなんとか目的地に到着して、NPO法人ファザーリング・ジャパンの10周年記念式典に家族で参加。「父親であることを楽しもう」がコンセプトのNPOだけあって、参加しているお父さんたちみんなが子どもたちのことを構ってくれました。また先輩パパたちから「男の子四人か〜。めちゃくちゃ食費がかかるぞ!一升炊きでは間に合わんから!!」なんて脅しともいえるありがたいアドバイスをいただきました。今から貯米しておこうかしら。
 そしてその翌日。せっかく東京に来たんだから東京にしかないところで遊んでから帰ろうということで、藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました(正確には東京ではありませんが)。実は僕、藤子・F・不二雄全集を購入したいと思うほど藤子・F・不二雄先生が大好きです。毎月読んでくださっている方はもうお分かりだと思いますが、マンガが大好きでして、その原点ともいえるのがドラえもんであり、パーマンであり、おばQであり、キテレツ大百科なのです。というわけでここからは、おすすめ藤子・F・不二雄作品を紹介していきたいと思います。・・・と思いましたが、こういうことをやるとおそらくボツにされるのでやめておきます。
 まあ僕の要望で藤子・F・不二雄ミュージアムに行っちゃったわけですが、やはり親が好きだと子どもも好きになるわけで、子どもたちも実物大のもしもボックスとか、ピースケとか、綺麗なジャイアンとかを見て楽しそうにしていました(知らない人ごめんなさい)。
 ところで帰りの新幹線もかなりハードだったわけですが、その様子はデジャヴと思えるほど行きと同じですので、先月号を読んで想像してください。
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2018年12月28日

子とともに ゆう&ゆう2017年2月号!!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年2月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳(11月で6歳になりました)、三男2歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります。
 さて、先日ですがとある式典に出席しなければならないため家族で東京まで行ってきました(私は名古屋在住です)。車で行った方が楽なのは分かっていたのですが、時間の都合でどうしても新幹線で行かねばならず、ある意味仕方なく新幹線に乗りました。そう、盆と正月を乗せて・・・。
 まず、切符を買う時点で相当悩みました。ルール上、未就学児は大人一人につき二人まで切符が不要なので妻と自分と長男の分だけで乗れるのですが、三人掛けの席に6人で一時間半・・・。無理無理無理無理!
 というわけで四人分切符を買ってボックス席にできるようにしました。これなら二人掛けの席に三人座ればいいし、場合によっては真ん中に一人立たせられる。
 そして、新幹線の出発時刻が非常に心配だったので1時間程度余裕を持って家を出たのですが、案の定車の乗り降りで手間取ったり三男が暴走したりして結局名古屋駅に到着したのが出発時刻の20分前。予定の電車に乗り遅れた場合、自分ひとりなら別の電車に乗れば済むのですが、四人分の席はさすがに空いているはずもなく、冷や汗ものでした。
 しかし親のそんな焦りなど知らない三男は新幹線を見て大興奮。やったーやったーと飛び跳ねて喜んでいました。この嬉しい気持ちが長続きしてくれればいいのですが、絶対に新幹線内で退屈するに決まっている…。なので駅の売店で時間稼ぎの必須アイテム、お菓子を購入して、予定通りの新幹線に乗車しました。
 車窓から見える景色を望みながらお菓子を楽しく食べる。そんな平和な時間はすぐに過ぎ去りました。そりゃお菓子だけでは間が持たんわな。
 「ひーま!ひーま!たーいくつ!たーいくつ!」
 さあ、いよいよ盆と正月らしくなってきました。
 そこで「仕方ない、これで遊んでいなさい」と言って私のタブレット端末を貸しました。
 しかしそんな小道具が通用するのは長男と次男のみ。生後三か月の四男は抱っこしていれば大人しいので、一番大変なのは三男。よく言われる魔の二歳児です。
 食べちらかす、どこでも寝そべる、怒ると噛んでくる、泣き叫ぶ、走る、転ぶ、そして意外に重い…。
 想像してください、そんな彼が新幹線内で全エネルギーを放出している様を。慌てふためく親の姿を!
 いやー、子どもたちが騒ぎ出したときは本当に周りの方に申し訳なく思っています。静かな電車旅に酔いしれたいと思っていた矢先に隣でどんちゃんやられたらそりゃ嫌ですよね…。本当に、本当に申し訳ございません!!!
 でも、慌てふためくことになることを親自身が完全に予想できていたにも関わらず、小さい子と電車に乗らなければならないことがあるんです。ですから、みなさん。電車に乗って大変そうな親子を見かけたら、どうか、どうか温かい目で見守ってやってください。
 ちなみに、子どもを連れて奮闘している私をみなさんが見かけたら、きっとこう思います。
 「誇張ではなく、本当に盆と正月だったんだ」
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2018年11月20日

子とともに ゆう&ゆう2017年1月号!!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年1月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男5歳、三男2歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります。
 この冊子はおそらく12月中にお手元に届いているかと思いますが、あけましておめでとうございます。正月ネタにしたいので、もう一度あえて言います。あけましておめでとうございます。
 そう、お正月といえば、おうちでゴロゴロでしょう。そして家族でするものといえば双六の類。人生ゲームなどパーティ向けゲームをみんなでやるご家庭も多いのではないでしょうか。
 実は僕自身、いわゆるボードゲームが大好きです。以前に書いたとおり、そもそもインドア派なんです。ですから子どもたちとボードゲームをよくします。平日なんかは学校から帰ってきて食事やらお風呂やらが一通り終わると、子どもたちとボードゲームをします。そこで今回は子どもたちと遊ぶと楽しいボードゲームをいくつかご紹介したいと思います。
 まず一つ目は、「ネコとネズミの大レース」。これは、それぞれがネズミのコマを進めてたくさんチーズを集めた人が勝ちという実にシンプルなルールのボードゲーム。肝はネコのコマ。サイコロの出目によってはネコが進んでしまい、ネズミたちを後ろから追いかけてきます。先に進めば進むほどチーズがたくさん手に入るのですが、あんまり欲張るとチーズを手に入れる前にネコに追いつかれて食べられてしまいます。また、ネコは後半になると足が速くなるので、ハラハラ感が増します。基本的にサイコロの数が分かればできるので、5歳くらいの子どもから遊べますし、ハラハラドキドキがあるので大人でも楽しめます。ウチの子どもたちとやると、あまりにもハラハラしすぎてキャーキャー相当にうるさいのですが。
 次は「おばけだぞ〜」。これはコマを進めて先にゴールした人が勝ちという極めて単純なボードゲーム。ただし、ゲームを進めていくと自分のコマの上におばけのコマをかぶせられてしまい、自分のコマが見えなくなります。最終的には全部のコマにおばけがかぶさり、しかもコマとコマの入れ替えも途中でなんどもあって、どれが自分のコマかが分からなくなってきます。そしてゴールしたときにはじめておばけコマを外します。そこで出てきたコマの色が自分のものだったら自分の勝ち!誤って他の人のコマをゴールさせてしまわないよう、自分のコマがどこにあるのかしっかり覚えておくことが重要になります。ですから酔っぱらった状態でやると、子どもたちに必ず負けます。そういう意味では正月向きではないかもしれません。
 いつも子どもたちとボードゲームをしていて思うのは、テレビゲームとは違う楽しみがあるなあということ。ボードゲームの場合は、ルールの理解と会話が必要です。テレビゲームは基本的には決められたルールを逸脱することができませんが、ボードゲームはなんでもありです。ですからルールや判定について疑義が生じたときには、話し合いで解決しなくてはいけません。勝ちも負けもジャッジするのは自分たちなのです。その点において機械が勝ち負けを決めてくれるテレビゲームとは違った面白みがあるなあと感じています。まあ逆に言えば、家族でやれば兄弟ゲンカの種もたくさん含まれているということにほかなりませんが。
 そうです。つまり、親の仲裁力が試されるのです。「ケンカするならもう片付ける!」なんて言ったらある意味もう親の負け。あー、そう考えたら僕はいつも負けている…。
 さて、今回はボードゲーム紹介といつもと違った内容にしてみました。はっきり言っておきますが、子育てネタがなかったわけではありません。ましてや四男が生まれたから、兄たちのことがなおざりになっているなんてことは決して、決して、けっ、し、てありませんのであしからず。
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2018年11月08日

子とともに ゆう&ゆう2016年12月号!!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2016年12月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男5歳、三男2歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります。
 妻が出産して入院している間、当然ですが父と子どもたちだけの生活になります。これまでのパパ育日記をご覧いただいている方であればお分かりだと思いますが、生活リズムは基本的には変わりません。子どもの送り迎えから食事作りやお風呂まで、出産前と同じです。さぞ得意満面で毎日を送ったと思われるでしょう。
 しかし、実際は違います。大人が一人しかいないということは、すべてを一人でやるということ。洗濯物もゴミ出しも普段は二人で協力し合ってやっている家事をすべて一人でこなさなければいけません・・・と思っていました。違うんです。一人じゃなかったんです。我が家には頼れる小学三年生がいたのです。
 ある日、長男が突然リビングに面している和室のパーテーションを締め切って、和室にこもり出しました。僕はなにをやってるんだ?と思いながら料理を作っていました。次男と三男はドタバタと遊んでいました。
 そして料理が完成して、ご飯できたぞーと言ってパーテーションを開けると、なんと、な、ん、と、長男がせっせと洗濯物を畳んでいるではないですか!お願いすらもしていないのに!きっと大変そうな顔をしていた僕をみて、察してくれたんでしょうね。こっそりやっている様はまるで鶴の恩返しの鶴のようでしたが、正直これはうれしかった。
 というわけで長男(ときには次男も)の力を借りて、妻の入院期間を切り抜けたのですが、本当に大変なのは退院後でした。
 何が大変って兄たちのいわゆる赤ちゃん返り・・・。三男、次男、そしてなんと長男までもがどことなく情緒不安定に。武闘派になる三男、トリッキーな行動に出る次男、女々しくなる長男。この三人がすべてのエネルギーを放出するものだから、兄弟ゲンカがもう絶えない。
 ちなみに、子どもが二人だとケンカの組み合わせはA-Bだけですが、三人になると、A-B、A-C、B-Cと3パターンに!そう、総当たり戦です。ちなみに四男もこの総当たり戦に加わるようになるとその組み合わせは・・・なんと6パターン!いや違う。1対2や1対3の戦いもある。あっ!しかも四人だと2試合同時進行とかも有りうる・・・。きゃー!想像するだけで恐ろしい!!
 閑話休題。
 さて、赤ちゃん返り的情緒不安定はしっかり受け止めてやるとして、兄弟ゲンカを収めるのが本当に大変。こっちを立てればあっちが立たず、あっちを立てればこっちが立たないなんていうのはしょっちゅう。本人たちから事情を聴いても食い違いばかりだし、ケンカ勃発の瞬間も目撃していないもんだからジャッジができない。
 いや、ジャッジなんてしようとするからいけないのかもしれません。親としてはどっちが悪いかを決めて叱った方が楽だけど、それだと大抵「アニキが悪い」ってジャッジになっちゃいそうですし。それに無理やり謝らせるのも違う気がするしなあ。
 うん、兄弟ゲンカの時は話をしっかり聞いてやることしかできないな。
 お、なんか原稿書いてたら、光明が見えてきた。でも2試合同時進行になると4人の話を同時に聞いてやらないといかんのか。おそ松くんのご両親、尊敬するわあ。
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2018年03月02日

子とともに ゆう&ゆう2016年11月号!!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2016年11月号」に掲載された記事と同じ内容です。

 長男9歳(8月で9歳になりました)、次男5歳、三男2歳、男ばかりのドタバタな・・・と今回は始まりません。
 実は、なんと第四子が8月に誕生しました。待望の、待望の、た、い、ぼ、う、の男の子です。ですから、今後のコラムの巻頭は「長男9歳、次男5歳、三男2歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記」で始まりますので、どうぞよろしくお願いします。
 さて、今回は四男が生まれたということで、出産に立ち会った時のお話を。
 振り返れば第一子からずっと出産には立ち会っており、今回も出産に立ち会いました。陣痛が始まった深夜3時過ぎに病院へ行ったものの、陣痛の間隔がなかなか短くならず気付いたら外は白んでいました。「少し歩いて重力の力を借りましょう」との助産師さんのアドバイスから病院内を歩くことに。妻が「階段の方が効果がありそう」と言うので、二人で8階建ての病院の階段をひたすら上ったり下りたりしました。重いおなかを抱えながらの階段歩きは本当に大変そう。時折来る陣痛の際には階段だろうが廊下だろうが妻の腰をマッサージしました。
 お昼過ぎになってやっと陣痛の間隔が短くなってきました。強い陣痛の際はお尻を抑えると痛みが和らぐことは分かっていたので、妻のお尻を必死に抑えます。こんなに力強く抑えてもいいの?というくらいこれでもかこれでもかと抑えます。
そしていよいよ出産も間近という頃に助産師さんを呼びました。助産師さんが色々と準備をしている傍らで、自分は妻の腰やらお尻やらをひたすらマッサージ。助産師さんに「代わります」と言われて代わると、もう自分には見守ってやることしかできません。
 「はい、いきんで」「一回深呼吸して」「もう頭がほとんど見えてるよ」と色々と声をかけられながら、陣痛のタイミングに合わせて妻は渾身の力をこめていきみます。僕は妻の肩に手を添えながら、頑張れ頑張れと伝えます。
 「もう頭が出たからね」「もう少し」と助産師さんが言うと、ほどなく赤ちゃんの全身が出てきて、分娩室に大きな泣き声が響きました。
 その大きな泣き声を聞いたら、妻の頑張りと赤ちゃんの元気の良さに思わず涙がこぼれてしまいました。
 実は、長男から三男までどの子の出産のときも難産でした。長男のときには陣痛が始まってから生まれるまでに三日間もかかったほどです。出産のときの痛みと戦う苦悶の表情から、その痛みが想像を絶するものだということが分かりました。鼻の穴から西瓜なんていう比喩が過小評価に感じるほどに妻の形相はすごかった。ピッコロ大魔王が卵を産むシーンがかすんで見えるほどでした。そしてその反面、必死の思いで出産に挑む姿は、本当に美しかった。
 そうした大変な思いを経験しているのにも関わらず、四人も子どもを産んでくれた妻には感謝の言葉しかなく、そうした出産に立ち会った今までの思い出も相まって、思わず涙がこぼれてしまったのです。
 ところでこの原稿を書くにあたり、僕は妻に聞きました。
「出産って、実際のところどんな痛みなの?」
「うーん、のたうちまわる程の痛み」
 絶句。
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2018年02月14日

子とともに ゆう&ゆう2016年10月号!!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2016年10月号」に掲載された記事と同じ内容です。

 長男8歳、次男5歳、三男2歳、男ばかりのドタバタなパパ育日記、始まります!
 とある休日、妻が友人と会う約束があるということで、一人で子ども三人を見ることになりました。家でごろごろしているのが正直言うと一番楽なんですが、そんな鬱屈とした休日は嫌だ!ということで子ども三人連れて名古屋市科学館に行ってきました。
 車ですいーっと行っちゃうのもいいけれど、たまには電車でのんびり行くかと思ったのが不幸の始まりで。子育て経験のあるみなさんなら想像に難くないと思いますが、まあなんと寄り道の多いことか。虫を発見してはあっちへ行きこっちへ行き、なぜか小枝は必ず拾い、ときには「あ、今なんかおった」とか言って来た道をわざわざ戻ったり。まさに水前寺清子の三歩進んで二歩下がるを地で行くという。うん、あの歌は子育てソングだったんだな。
 とは言いながら、実は当然のことながらそうなることは想定内でして、基本的に子どもたちと出かけるときは目的地到着時間なんていうものをいちいち設定しないようにしています。そんなものを設定してしまった日にはノルマに追われる課長のごとく、「なあ、課の目標分かってるよね。どうしたら達成できるか分かるよね。おらおら早く行動せんかい!」とイライラしてしまうに決まっています。
 というわけで三歩進んで二歩とか四歩とか下がりながら、普通に歩けば10分の道のりを30分以上かかってなんとか駅に到着。ああ、やっと駅。
そして三男がベビーカーに乗っているのでエレベーターに乗ろうと思ったら、長男と次男のどっちがエレベーターのボタンを押すかで小競り合い。小学生よ、そんなに押したいか?しかしながら押したい欲求にかられた長男は身体能力の差をいかしてささっとボタンを押してしまう。そして次男が「うう、俺が押したかったのに」と嗚咽をもらす。ああ、よしよしとなだめて改札になんとか着くと今度は切符がいらない次男が切符が欲しいと言い出す。ん、気づいたら三男の靴が片方ない!なに?ベビーカーから降りたい?ええっ!?今!?となる、降ろしてみたら暴走、改札突破、やっぱり降ろすんじゃなかったとなる、等々ちょっとしたトラブルはまさに枚挙に暇がないほどでしたが、それでもなんとか科学館に到着。
 到着する頃にはもうお昼近くだったので、まずは腹ごしらえということで休憩スペースでお昼ごはんに。三男が再びベビーカーに座っていてくれたので今の内にと食べさせていると次男が「う、うんち〜」。ほっほう、ここでそうくるか。
 次男のトイレに付いていかないわけにはいかないので、長男に三男を託し急いでトイレへ。長男と次男が心配でトイレから出て休憩スペースを遠目でちらりと覗くと、今度は個室から「おとうさんいる?おとうさんいる?」と大声で聞いてくる次男に「いるよ!いるよ!」と言いながら慌てて個室前に戻る。心の中で頼む〜頼む〜次男のうんちよ早く出てきてくれ、と祈っていると「お父さん、出たー」との声が。お尻を拭いて急いでトイレを出て、さぞかし長男と三男が大変なことになっているだろうと思って席に戻ってみると、長男がしっかり三男の面倒をみてくれていました。
 いやー、小学生は頼りになるなあ。頼りになり過ぎて、オチにならないじゃないか。
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2017年10月31日

子とともに ゆう&ゆう2016年9月号

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2016年9月号」に掲載された記事と同じ内容です。
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 (長男8歳、次男5歳、三男2歳、男ばかりのドタバタなパパ育日記、始まります!)
 早く書かないとキャンプシーズンが終わってしまうので、今回もキャンプネタを。
 先回、あえて山キャンプに行くと書きましたが、読者のみなさんの中には「海には行かないの?」と思われた方も中にはいらっしゃるかもしれせん。はい、ほとんど海には行きません。だって、海って人が多いし、入ると体がべたべたするし、日陰がないし、なによりも、しょっぱいじゃないですか。そんなの気にならない?いやいや、長男を初めて海に連れて行ったときに帰りの車の中で感想を聞いたらですね、「しょっぱかったね」と言われたほど、海のしょっぱさはインパクトが大きいんですよ。海というのは某アイドルの塩対応以上に塩対応なわけです。まあ海で遊んだ感想が味だったのには確かに驚きましたが。
 それに比べて川は、海ほど人が多くないですし、べたべたしないから泳いだ後にシャワーを浴びなくてもさっぱりだし、木も多くて日陰があって涼しいし、しょっぱくないし。
 そしてそんな塩対応にノックアウトされた長男は未だに海には行きたがらず、今ではもっぱら山キャンプばかりです。
 山キャンプってハードルが高そうに思えますが、行ってみるとそうでもありません。キャンプ道具をすべて持ち込もうと思うと確かに大変ですが、バンガローやコテージがあるところも多いですし、最近では寝袋やバーベキューセットの備品から大浴場まであるところも。そしてテント等を一度そろえてしまえば、一回あたりのコストもかなり抑えられ、一泊旅行がし放題になります。…となんだかキャンプ場やアウトドアショップの回し者みたいな書きぶりになってしまいましたが、やはりキャンプは楽しい。
 そういえば前回書いたとおり、僕は超雨男です。仲間たちが企画するイベントに僕が参加するとほぼ必ず雨が降ります。仲間たちからは雨男っぷりが神懸っていることから「干ばつ地域にいって奉仕してきなさい」と言われる始末。そんな雨男でもキャンプは楽しいっていうんだから、晴男、晴女にとってみたらキャンプなんて最高ですよ。
 子どもたちなんてキャンプに行けば、着替えたばかりなのに予備の靴ごと川にはまったり、焼き立てのおいしいローストチキンを地面に落としたり、テントの寝袋の中にお菓子をこぼしたり、開けたばかりの缶ビールをこぼしたり、服を着ている僕を水鉄砲で狙ってみたり、ポケットの中にダンゴムシをつっこんでみたり、石をやたらと綺麗にならべてみたり、山の中でもやっぱり兄弟ゲンカしたり、土砂降りの雨にわざわざ自分から打たれてみたり、長靴をバケツ代わりにしてみたりします。
 え?全然楽しそうじゃない?むしろ親が大変じゃないかって?いえいえ、全然。スーパーや飲食店なんかに連れて行くより、じっとさせなくてよい分ずっと楽。
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2017年10月27日

子とともに ゆう&ゆう2016年8月号

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2016年8月号」に掲載された記事と同じ内容です。
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 (長男8歳、次男5歳、三男2歳、男ばかりのドタバタなパパ育日記、始まります!)
 もうすっかり夏ですねえ!夏といえばキャンプ!
 我が家では春過ぎくらいから頻繁に、山キャンプに行くようになります。現時点(5月下旬)で既に3回はキャンプに行っていますのでおそらく冊子がみなさんのお手元に届くころにはその倍は行っていることでしょう。
 最近知り合った友人家族からは「昔からアウトドアが好きだったんでしょう」とよく言われるのですが、実はアウトドアなんてほとんどしたことがなく、子どもが生まれる前は超が付くほどのインドア派、正直に言えばドラゴンクエストとファイナルファンタジーに明け暮れていました。その点、冒険は好きだったといえます。まあ、部屋の中にいながら完全に安全な環境の中での大冒険でしたが(ちなみに現在はうちにはテレビ、つまり受像機そのものがありません。なぜ?等、この話はまた機会があればいずれ書きます)。
 そんな人間がなぜ、アウトドアに目覚めたのか!?それは・・・なぜだ?と自分でも思い出せず、過去のメールなどを遡ってみたら分かりました。友人家族とキャンプに行こうという話になり、その企画運営をやる(やらされる)ことになったのがきっかけのようです。
 さて、キャンプに行かない人100人に行かない理由をたずねると98人が「設営が面倒くさい」と答えるとおり(筆者の想像)、キャンプは手間がかかります。車に荷物積んで、着いたら荷物を下して、サイトまで運んで、テント張って、タープ張って、テーブルや椅子を広げて、火を起こして、自宅のキッチンなんかよりずっと使い勝手の悪い中で調理して・・・。あー、書いていたら本当に面倒くさい気がしてきました。なんでわざわざこんな面倒くさいことをするために山の中に行かなくちゃいけないんだ!うん、そう思う人がいるのもごもっとも。
 でも確かに設営は面倒くさいと言えば面倒くさいのですが、やはり面倒くささ以上に得られるものが多いのも確か。
 まず子どもにとって自然の中で自由に遊ぶことって飽きたりすることがありません。家にいれば「ひま〜。たいくつ〜」を連呼する長男でもキャンプ場で暇だとか退屈だとか言っているのを聞いたことがありません。川で泳いだり、昆虫を探したり、長い枝を拾ったり(なぜか子どもは枝が好きだ)やることがたくさんあります。
 それから外で食べるごはんはなぜだか美味しい。ダッチオーブンを使った本格的なキャンプ料理はもちろんのこと、カップラーメンだって家で食べるのより数十倍は美味しくなります。飲み物だってそう。キャンプ場で飲むビールは第三のビールでもプレミアムビール並みに美味しくなるのです!本当に?・・・ほ、本当に。
 そして真っ暗になった夜のたき火タイムは格別です。たき火を見ながら他愛もない話をする。子どもたちもたき火を見るのは大好きでみんなが自然とたき火に集まってくる。
 ふと空に目をやると満点の星空が広がる・・・はずがそこにドサーッと大粒の雨。
 そうだった。僕は、超が付くほどのインドア派だった。それは僕が超雨男だったからかもしれない。
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2017年09月08日

子とともに ゆう&ゆう2016年7月号

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2016年7月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 (長男8歳、次男5歳、三男2歳、男ばかりのドタバタなパパ育日記、始まります!)
 前回は料理を一緒にやることの楽しさについて語りました。今回はその続きです。
 さらに子どもたちを料理作りに思いっ切り惹きつけるのはなんといってもつまみ食い、じゃなくて味見。スプーン一杯の味見のはずが僕の知らないうちに小皿に入れてもりもり食べているところを見たときにはさすがにキムタクよろしく「ちょ、待てよ」と言いたくなりますが、やはりつまみ食いは楽しい。みんなより先に食べてしまうというほんの少しの背徳感というスパイス。
 そしてこの辺りで、一緒に料理やるのは良いんだけどねえ、とみなさんの心の声が聞こえてきました。
 そう!そうは言っても子どもたちに料理を手伝ってもらうのは大変です。何が大変って、しっちゃかめっちゃかになるのです。
 こぼす、ちらかす、飽きる、遊ぶ。そしてこの間なんかは長男と一緒にハンバーグ作っていたら、ハンバーグが空中を舞いました。いやね、空気抜きしていてキャッチを失敗してぴょーんと飛んでっちゃったらしいんですよ。なぜそうなる。
 …うむ、やっぱり時間的に余裕がないと難しいですね。時間がないときにハンバーグなんかが空を飛ぼうものなら・・・きゃー!想像しただけでゾッとする。でも子育てで一番大切なことって、やっぱり親自身がイライラしないことだと思うわけですよ。だったら手伝ってもらわない方がいいじゃない!と思われるかもしれませんが、前回から書いているように、料理は一緒にやりたい。じゃあどうすればいいか。
 僕自身は、子どもとはそういうものだ、と思うようにしています。理路整然と完璧な手順でやれるわけがない、最初から最後まで飽きずにやりきれるわけがない、と。そう思っていれば子どもが飽きてきても、「やめてもいいよ。お父さんがやるからさ」と言ってさらりと受け流せる。やらせようとすればするほど、こちらもイライラしちゃうし、子どもにとってもつまらない作業になってしまう。
 それからやっぱり手伝ってもらうときは、前述したように自身に時間的余裕があるとき。もしくは、一緒に料理をするために、その他の家事や仕事の段取りをしっかりとして、積極的に時間を作る。
 親のゆとりは子どものゆとりじゃないかなー、なんて思う今日この頃。
 でも辛抱強く一緒になってやっていると確実にスキルアップします。三年生になったばかりの長男は、結構な戦力になってきていて、サラダ作りなんかお願いするとぱぱーっと野菜切って盛り付けて、ドレッシングまで自分で作ってくれます。
 でも、仕事から帰ってきたら長男が家族の晩ごはんを作って待ってくれていたらなあ、とは思わない。だって自分で料理するのは楽しいもの。子どもに全部やらせるなんてもったいない。

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