2024年10月02日

子とともに ゆう&ゆう2017年10月号!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年10月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男3歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります!
 突然ですが、告白します。実は、我が家には、テレビがありません。テレビを見ないのではなく、受像機そのものがありません。元々は結婚してアパートで二人暮らしになったときにあまりにもお金がなくて買えなかっただけなのですが、ないならないで割と苦にならないもので、子どもが生まれてからも今日にいたるまでテレビのない生活を送っています。
 「そんな!子どもがかわいそう!」なんて声が聞こえてきそうですが、子どもたちにとってはテレビがないのが当たり前になっていますし(生まれてからずっとだし)、そもそも映像に一切触れさせないというわけではなく、一定のルールを決めてデジタルデバイスで動画を見せたりはしています。だから、テレビが欲しいとは言われたことがありません。ただ長男がまだ4歳くらいのとき、「おばあちゃんのお家にはテレビがあるんだぞ」と友達に自慢していたのには笑ってしまいました。また、今時の子どもよろしく某スイッチは欲しい欲しいと言っています。
 さて自分自身、もともと超テレビっ子でテレビが面白いのも十分分かっているのですが、見ない生活となって分かりました。テレビって面白すぎて、自分が見たくて見ているのか、見たくもないのに見ちゃっているのかがよく分からなくなっちゃうんですよね。見ようと思っていなかった番組も冒頭5分を見てしまったら知らず知らずの内に1時間も見てしまっていた、なんてことが昔はしょっちゅうありました。今ではオンデマンドで見ることができるようになってきていますし、それであれば自分の見たい番組だけを見ることができますので、より一層テレビがなくても大丈夫な生活になりました。
 またテレビがないと、家族の会話が増えて、晩ごはん時なんて非常にエキサイティングなものになります。僕と妻が会話していても、子どもたちが当然割って入ってきて、しかも一人だけじゃなくてしゃべれない四男以外全員が「ねえねえ、聞いて!」と言ってくるから聖徳太子じゃないと聞き取れない状況になるし、さらに他の兄弟に負けないようにと一人一人がだんだん大きな声になってくるし、そうこうしている内に誰かがみそ汁をひっくり返すし、その処理をしていたら今度は四男がご飯をわしづかみにしているし、三男はなぜか踊りだすしで上を下への大騒ぎとはまさにこのことです。
 そしてこれ、毎日です。どうです?エキサイティングでしょう。
 みなさんもテレビは不要だと思えて・・・きませんよねえ。
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2022年09月16日

子とともに ゆう&ゆう 2017年9月号!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年9月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男3歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります!
 僕が所属するNPO法人ファザーリング・ジャパンでは東日本大震災以来、東北の被災した保育園等へ絵本の読み聞かせ(僕らは絵本ライブと言っています)に何度となく行っています。子どもたちに笑ってほしい、そういう気持ちでずっと続けてきています。
 そして今年の5月にも岩手県の釜石市と大槌町に行ってきました。三男と三泊四日の二人旅です(現地では仲間と合流しますが)。三男を連れていくのは、できるだけ子どもにも東北の様子を知ってほしいという想いと、子ども4人を妻に押し付けて出ていくわけにはいかないという想いからです。過去にも、長男、次男も岩手に連れていきました。
 さて、三歳児との二人旅。実は、我が家では3歳になったら父と二人で旅に行くという決まりになっており、今回はまさにそれを兼ねる旅でした。
 三男にとっては初めての飛行機。何日も前から「今日ひこうきのる?今日ひこうきのる?」と嬉しそうに聞いてきていました。
 そして当日。空港に到着して、目の前に大きな飛行機があるのを見て大興奮。その嬉しい気持ちのまま飛行機に乗ることができ、飛行機の中でも怖くて泣いてしまうとかそうしたトラブルもなく、快適に空の旅が終わりました。ネタが欲しい僕にとっては、スムーズ過ぎて物足りませんでした。
 次はレンタカーです。レンタカーでおよそ2時間、きっと「たいくつー!ひまー!」「おしっこー!」と様々なトラブルが起こるだろうと思ったら、すぐに寝てしまい、ずっと寝たまま釜石に到着。ネタが欲しい僕にとっては、スムーズ過ぎて物足りませんでした。
 ホテルにチェックインして荷物を置いたら今度は晩ごはんを食べにでかけました。さすがにごはん屋さんでは、なにかやってくれるだろうと期待したのですが、割と落ち着いて食べてくれる・・・。まあ、多少は落ち着きなくお店の廊下に出たり入ったりということはありましたが、食べ物を床にひっくり返すとか飲み物をぶちまけるとか店員さんの呼び出しボタンを連打するとか、そういったことはなく、僕ものんびりとビールを飲むことができました。ネタが欲しい僕にとっては、スムーズ過ぎて物足りませんでした。
 しかし、その晩・・・。だんだんホームシックになってきた三男は「おうちにかえりたい」「おかーさんは?」とつぶやくように。あー、この後大泣きするパターンだなと思いながら「大丈夫だよ。ほら、お父さんと寝よ」となだめていたら、そのままお互い眠ってしまい、朝に。スムーズ・・・。
 その後も東京から来た仲間たちと合流して、いくつか保育園を回り絵本ライブをしっかり成功させ、三男も行く先々の保育園で先生方によくしてもらったり、現地の子どもたちと遊んだりして、本当に楽しい楽しいスムーズな旅となりました。
 そしてこれほどまでにスムーズさを恨んだ旅もありませんでした・・・。
 あ、でもこれを読んでくれている、みなさん。ここに書いたようお父さんと子どもだけの旅って意外と大変じゃありませんよ。父子旅行、おすすめです。

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2021年12月28日

子とともに ゆう&ゆう 2017年8月号!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年8月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男3歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります!
 今回のお話は、少なくともお食事の後に呼んでください。食事の直前、もしくは食事をしながらなんていうのはもってのほかです。そういう内容なんです。それではどうぞ。
 乳幼児期の子育てで大変なのが、排せつについてです。いわゆるトイレトレーニング。一般的に2,3歳になるとオムツを外せるようにしていくと思うのですが、なかなか大人の思い通りにいきません。そこで我が家のこれまでの排せつにまつわる苦労話を。
 まず長男のときのはなし。長男は本当によくおねしょをしました。夜寝ていると隣から、じょじょじょじょーと大量の水をホースでまいたかのような音が。まさに寝耳に水です。そしてそのたびに起きて、着替えさせて、布団にとりあえずバスタオルを被せてまた寝る、なんてことをよくしていました。特に第一子だったので、子育ては定説通りに進めるもんだと思っていた節もあって、どうしておねしょをしちゃうんだろう?なんて少し悩んだりもしました。とにかくなんとかオムツを外してやろうと意気込み過ぎていました。もう少し楽に考えればよかった。結局すぐにおねしょなんてしなくなったわけだし。
 次男に関しては、これがまた驚きでおねしょを一度もしたことがありません。親も格別一生懸命トイレトレーニングをしたわけでもなく、オムツが自然と外れました。長男のときの経験からあんまりオムツ外しに躍起にならなかったのが却ってよかったのかもしれません。しかし、次男の場合うんちが大変でした。おねしょで苦戦した長男は、うんちはすぐにトイレでできるようになったのですが、次男はいつまで経ってもトイレでうんちをするのを嫌がり、うんちになるとすかさずオムツを履いて、部屋のすみっこやクローゼットの中に入ってうんちをしていました。そうやってこっそり隠れてしようとするのはある意味小動物のようで可愛らしかったのですが、やはり拭くのが…。小さいうちはまだ良かったのですが、次男は結局年長クラスまでオムツでうんちをしており、体が大きくなれば出てくるモノも大きくなるわけで、それがお尻にべっとり…(冒頭に忠告していましたからね!)。とはいえ、いつまでもオムツということもなく、あるときキャンプ場のトイレですることができてからは、きちんとトイレでできるようになりました。
 そして現在進行形の三男。起きている間とお昼寝中はオムツじゃなくても大丈夫ですが、やはり夜はオムツが必須。そしてうんちもやっぱりオムツ。そんな三男について先日、保育園の先生が笑いながらとんでもない話を聞かせてくれました。
 「園庭でうんちしちゃったんですよ。いえいえ、おもらしじゃないんです。草葉の陰に隠れて、こっそりお尻を出してして『して』いたんです。前代未聞です」
 もう笑うしかない。
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2021年02月16日

子とともに ゆう&ゆう 2017年7月号!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年7月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男3歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります!
 我が家では春くらいからキャンプに本当によく出かけます。予定のない連休はまずキャンプに行っていると言っても過言ではないくらい。そもそもキャンプに行くようになったきっかけについては昨年の8月号に書きました。そして現在、キャンプによくでかけるのには大きく二つ理由があります。
 一つ目は費用が安いこと。ホテル泊なんかをすると人数分料金がかかってしまうため、子ども割引をしてもらったとしても我が家のように子どもが多いとどうしても割高になってしまいます。そしてどこかに遊びに行けば大抵テーマパークなりなんらかの有料施設に行くことになるわけですが、そこでもやはり人数分お金がかかってしまう。さらにさらに食事を取るにしても外食になるわけで、そこでもまた費用が。しかも男子四人です。今はまだ乳幼児がいるので良いのですが全員が小学生に上がったら、外食なんか清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟が必要になります。
しかし!キャンプは違います。ほとんどのキャンプ場は、サイト料といって、一定の区画の利用料金で済みます(大体数千円)。また人数に対して料金がかかることもありますが、大体一人数百円から千円程度。食事だって現地で作るわけですから自宅で食べるのと費用は変わりません。ウチのように人数が多い家族にとってキャンプは最高にリーズナブルな遊びなんです。
 そして二つ目の理由。これが最大の理由なんですが、それは子どもたちを自由にさせてあげられること。なんでも触る、すぐ走る、大きい声で叫ぶというショッピングセンターでやってほしくない行為トップ3をすべて揃えた子どもたちを連れて買い物なんてもってのほかで、近所の公園に行っても手洗い場で遊びだしたり、入ってはいけない池に入ろうとしたりで、それはまあ落ち着かない。かと言って家の中にいれば溢れだす子どもエネルギーが行き場を失って兄弟ゲンカが勃発しそれに伴って家の中のなにかが壊れます。しかも壁紙とか網戸とか障子とかソファーとか赤ちゃんベッドとか修繕しにくいものがターゲットにされます。元気なのは喜ばしいのですが、いかんせん家は狭すぎるのです。スモールライトがあれば子どもたちを小さくして家の中で大暴れさせてやれるのになあ、と夢想してしまうほどです。
 そう考えたときに一番良いのが自然の中に連れ出すことなんです。キャンプ場では、本当に自由に遊ばせてやれます。車の通りもなく、広いキャンプ場なら走り回っても大丈夫。
 うん、泥だらけの格好のままテントに入っちゃっても構わ・・・って、ちょっとそれはやめてください。

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posted by おすし at 10:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月08日

子とともに ゆう&ゆう 2017年6月号!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年6月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男3歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります!
 先日次男の通う保育園の卒園式がありました。元気に大きく育ってくれた喜びと、少しずつ幼さがなくなっていく寂しさを実感する日でした。いや、させられる日でした。卒園式は積極的に保護者の涙を誘ってくるんですよね・・・。子どもたち全員で思い出を暗唱し、保育園さようならと歌い、そして子どもたちが保護者に手紙を渡す。全米が泣いたと告知される映画並みに泣かせるシーンが怒涛のごとく続き、会場のいたるところから鼻水をすする音が。もうママたちなんて始まる前から目がうるうるしていました。もちろん僕も例外なくほろりと泣いてしまい、まんまと子どもたちに泣かされてしまったわけです。頼むからこんなおじさんを泣かせないでください。
 そしてその日の晩は、長男の通う学童クラブの卒所を祝う会でした。ただこちらは別れを惜しむというよりは、ばか騒ぎをして送り出すという会。卒所する家庭はなぜか親子で二人羽織(親は顔だけを出し、子どもは手だけを出してケーキを食べる)をやるという謎でくだらない(くだらない事大好きです!ほめてます!)伝統があり、さらに卒所家庭同士が一緒になって出し物もやります。出し物は毎年流行りものをやることが多く、今年の流行りものといえば多くの方が予想できるかと思いますが、果物にペンを突き刺す踊りと夫婦を超える踊りを、それぞれコスプレをして披露してくれました。子どもたちも大人たちも大笑いでした。こういう風に笑ってお別れするのもいいですね。
 ところで卒園式などフォーラムな場での子どもの衣装ですが、男ばかりならおさがりが使えて便利でしょ?とみなさんは思われるかもしれません。しかし実際は長男ですが、1年生の時から今に至るまでかなり背が高く、次男との体格差がありすぎて今回は長男のときのブレザーを着せられませんでした。しかし、子どもが多いとママ友たちが「大変でしょう」なんて言っておさがりをたくさんくれるんですよね〜。今回の卒園式衣装も例外ではなく、長男の同級生が来ていたブレザーをいただくことになり、わざわざ買わなくてすみました。いやあ、やはり持つべきものは友達ですね。
 さて、こうして節目節目のイベントを経験するごとにつくづく思うのは、子育てっていうのは本当に期間限定なんだなということ。保育園に通うのもあと6年で終わってしまうのかと思うとなんだか寂しい気持ちになります。あ、「6年『も』でしょ!」というツッコミが聞こえてきました。いやいや、今を生きる子どもたちを見ていられるのはまさに今だけ。しっかりと成長を目に焼き付けておきたいなと思います。
 え、5人目を産めばいいじゃないかって!?
 ・・・妻に相談しておきます。
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2020年03月17日

子とともに ゆう&ゆう 2017年5月号!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年5月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男3歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります!
 今回は我が家でも特に夫婦の家事分担について触れてみたいと思います。あくまで父親の子育てにフォーカスした日記ですので、これまでについても僕と子どもの関わり合いについてばかりを綴ってきましたが、もちろん僕一人で子育てや家事をすべてこなすことなど無理でして実際には夫婦で協力して行っています。我が家では役割分担をほとんど決めておらず(料理のみ僕が担当。詳細は28年度5月号をご参照ください)、気付いた方がやるというスタンスです。
 例えば洗濯。毎晩お風呂に入ると全員の一日の洗濯物が集まるのでそのタイミングで洗濯機を回すのですが、基本的に先にお風呂から出た方がやります。つまり、先に出た人は後からお風呂に入った人の洗濯物を回収して、洗濯機を回す。干したり畳んだりするのは二人でやることも多いです。そんなときは二人で今日あった出来事など会話をしながらやります。パパ向けの講演などをしていると、夫婦で一緒にやると必ず干し方や畳み方についてママからダメ出しされちゃうなんて話をよく聞きますが、ウチはそれぞれがそれぞれのやり方でやっています。育った環境が違えばやり方も違って当然で妻には妻の、僕には僕のやり方がありますし、なによりもそこでいちいち揉めているとそのモヤモヤが子どもたちに乗り移り、子ども同士がケンカを始め、最初は言い合いだったのが段々とおもちゃが空を飛び交うようになり、一瞬にして阿鼻叫喚の地獄絵図…、間違いなく家事どころじゃなくなることは想像に難くありません。ただ、紙おむつを間違えて一緒に洗濯しちゃったときは怒られました。そりゃそうだ。
 掃除もそうです。汚いな、と思った人が思ったところを掃除する。誰がどこを掃除するとか決まりがありません。それでどうしてそういうやり方でうまくいくのかなと考えてみると、やはり僕も妻も家事に対して当事者意識があるからじゃないかなと思います。洗濯にしても掃除にしても自分がやらなければいけないことだと思っている。だから妻が洗濯をしてくれればありがたいと思いますし、片方に家事の負担が偏ってはいけないなと思うわけです。
 各家庭によって仕事だったり子育て以外にも色々やらなければいけないことなどがあったりして、夫婦の家事分担のちょうどよい割合は様々だと思いますが、やはり男も家事や子育てに対して当事者意識をしっかりと持つべきだと思うんですよね。その意識があるからこそ、やってくれた相手に対して感謝の気持ちも自然と芽生えるんじゃないかと。
 ところで、講演などいろいろな方にお話をしていると、夫婦喧嘩なんかしないんでしょう?とよく聞かれます。そんなときはこう答えています。
 「子どもが一人増える毎に夫婦喧嘩は少なくなっていますね。夫婦喧嘩まで手が回らない」
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posted by おすし at 13:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月26日

子とともに ゆう&ゆう 2017年4月号!!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年4月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男3歳(1月で3歳になりました)、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、今回は小学3年生男子の生態(ただし、ウチの子に限る)について観察報告させていただきます。
 まず、声が大きいです。非常に大きいです。お風呂場でのんきに歌なんか歌っちゃったりするわけですが、外に聞こえています。また、三男四男がお昼寝しているときに限って叫びます。でも、元気なので良しとします。
 そして決して衛生的ではありません。基本的に手はズボンで拭きます。口は袖で拭きます。親の教育的指導も虚しく、「ハンカチで拭きなさい」という言葉だけが宙に浮いています。でも、お尻はさすがに紙で拭きます。たまに拭き残しがあるようです。
 基本的に勉強が嫌いです。勉強は大事だと言っても、別に「勉強なんかできなくても困らん」と言い返します。なので「今、君はマンガのワンピースが好きだろ。それは勉強をして難しい話が分かるようになったからワンピースの話が楽しいと思うんだよ。弟たちはまだ字も読めないし難しい話だと意味が分からないからワンピースを楽しいとは思えなくて、絵本が中心になっているんだよ。絵本にも楽しい話はたくさんあるけれど基本的に読み聞かせてもらわなくちゃいけない。でも君はいつでも好きな時に自分でワンピースのマンガを読むことができる。それに、これはなんでもそうなんだけど難しくて複雑であればあるほど楽しいものなんだよ。じゃんけんより、あっちむいてホイの方が楽しいだろ。ただのすごろくより、色々なルールのあるボードゲームの方が楽しいだろ。勉強ってのは、難しくて複雑で楽しいことをできるようにするためのものなんだよ。つまり、ギアサードからギアフォースへの架け橋なんだよ」と言って煙に巻いてやるととりあえず分かったような顔をして一応その場では勉強をします。ただ、勉強が面倒くさいことには変わりないようです。
 弟たちにいじわるをすることも多々ありますが、やさしく面倒を見てくれることもあります。弟たちと一緒にお風呂に入って出てくると三男の体を拭いて服を着させてやることがありました。またあるとき三男が「おかーさん、抱っこして抱っこして!」と泣き叫んでいたときにチラッと僕の顔をみて、今からかっこいいところを見せてやろうと言わんばかりの顔で「ほら、泣かないで。俺が抱っこしてあげるよ」と三男に優しく語りかけたこともありました。ただ、その時は「いやだ、おかーさんがいい!」と言われることを想定していたようで「うん!」と言われたときには「俺でいいんかい!」とよく分からない突っ込みをしていました。
 またあるときことわざについて話をしていたときに「猿も木から落ちる」の意味を聞いたら、「ツルツルしている木があって、その木は猿も滑って落ちちゃうってこと」と植物のサルスベリの解説を聞かされたり、「明後日の昨日の昨日のバージョンってなんて言うんだっけ」(注:一昨日のことだと思われる)なんて不思議な質問をされたこともありました。
 小学3年生男子の生態(ただし、ウチの子に限る)は大変興味深いものなので引き続き観察を続けたいと思います。

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2019年02月25日

子とともに ゆう&ゆう2017年3月号!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年3月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男2歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、今回は前回のつづきです。
 さて、楽しい楽しい(皮肉です)新幹線の移動が終わっても電車旅はまだ続きます。東京は交通網が発達しているのは良いのですが、誠にややこしい。そもそも目的地の最寄り駅がいくつかあるし、乗換方法の選択肢が豊富すぎてどのルートで行ったら良いのかがさっと判断できません。現代だからこそスマホのアプリなどで乗換検索できますが、スマホがなかったら絶対に東京砂漠で遭難していました。ましてや子連れで、券売機の上にある路線図をじっと眺めてなんかいた日には、子どもともはぐれていたことでしょう。スマホ様様です。
 そして電車の乗換が多いのも子連れ(特に2,3歳児!)には大変!ベビーカーを畳んだり広げたりが多くなるし、ベビーカーに座らせようとしても頑なに固辞するし、走らないように言っても走るし、ホームで寝そべるし…。もうそういう時は強制抱っこ、捕縛するわけですが、暴れて脱出、「だったら走らないでね」「うん」というやりとりがあってもすぐに忘れて同じことの繰り返し。魔の二歳児とはよく言ったものです。ん?ウチの子だけか?
 さて、そんな三男をうまくなだめながらなんとか目的地に到着して、NPO法人ファザーリング・ジャパンの10周年記念式典に家族で参加。「父親であることを楽しもう」がコンセプトのNPOだけあって、参加しているお父さんたちみんなが子どもたちのことを構ってくれました。また先輩パパたちから「男の子四人か〜。めちゃくちゃ食費がかかるぞ!一升炊きでは間に合わんから!!」なんて脅しともいえるありがたいアドバイスをいただきました。今から貯米しておこうかしら。
 そしてその翌日。せっかく東京に来たんだから東京にしかないところで遊んでから帰ろうということで、藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました(正確には東京ではありませんが)。実は僕、藤子・F・不二雄全集を購入したいと思うほど藤子・F・不二雄先生が大好きです。毎月読んでくださっている方はもうお分かりだと思いますが、マンガが大好きでして、その原点ともいえるのがドラえもんであり、パーマンであり、おばQであり、キテレツ大百科なのです。というわけでここからは、おすすめ藤子・F・不二雄作品を紹介していきたいと思います。・・・と思いましたが、こういうことをやるとおそらくボツにされるのでやめておきます。
 まあ僕の要望で藤子・F・不二雄ミュージアムに行っちゃったわけですが、やはり親が好きだと子どもも好きになるわけで、子どもたちも実物大のもしもボックスとか、ピースケとか、綺麗なジャイアンとかを見て楽しそうにしていました(知らない人ごめんなさい)。
 ところで帰りの新幹線もかなりハードだったわけですが、その様子はデジャヴと思えるほど行きと同じですので、先月号を読んで想像してください。
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posted by おすし at 12:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月28日

子とともに ゆう&ゆう2017年2月号!!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年2月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳(11月で6歳になりました)、三男2歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります。
 さて、先日ですがとある式典に出席しなければならないため家族で東京まで行ってきました(私は名古屋在住です)。車で行った方が楽なのは分かっていたのですが、時間の都合でどうしても新幹線で行かねばならず、ある意味仕方なく新幹線に乗りました。そう、盆と正月を乗せて・・・。
 まず、切符を買う時点で相当悩みました。ルール上、未就学児は大人一人につき二人まで切符が不要なので妻と自分と長男の分だけで乗れるのですが、三人掛けの席に6人で一時間半・・・。無理無理無理無理!
 というわけで四人分切符を買ってボックス席にできるようにしました。これなら二人掛けの席に三人座ればいいし、場合によっては真ん中に一人立たせられる。
 そして、新幹線の出発時刻が非常に心配だったので1時間程度余裕を持って家を出たのですが、案の定車の乗り降りで手間取ったり三男が暴走したりして結局名古屋駅に到着したのが出発時刻の20分前。予定の電車に乗り遅れた場合、自分ひとりなら別の電車に乗れば済むのですが、四人分の席はさすがに空いているはずもなく、冷や汗ものでした。
 しかし親のそんな焦りなど知らない三男は新幹線を見て大興奮。やったーやったーと飛び跳ねて喜んでいました。この嬉しい気持ちが長続きしてくれればいいのですが、絶対に新幹線内で退屈するに決まっている…。なので駅の売店で時間稼ぎの必須アイテム、お菓子を購入して、予定通りの新幹線に乗車しました。
 車窓から見える景色を望みながらお菓子を楽しく食べる。そんな平和な時間はすぐに過ぎ去りました。そりゃお菓子だけでは間が持たんわな。
 「ひーま!ひーま!たーいくつ!たーいくつ!」
 さあ、いよいよ盆と正月らしくなってきました。
 そこで「仕方ない、これで遊んでいなさい」と言って私のタブレット端末を貸しました。
 しかしそんな小道具が通用するのは長男と次男のみ。生後三か月の四男は抱っこしていれば大人しいので、一番大変なのは三男。よく言われる魔の二歳児です。
 食べちらかす、どこでも寝そべる、怒ると噛んでくる、泣き叫ぶ、走る、転ぶ、そして意外に重い…。
 想像してください、そんな彼が新幹線内で全エネルギーを放出している様を。慌てふためく親の姿を!
 いやー、子どもたちが騒ぎ出したときは本当に周りの方に申し訳なく思っています。静かな電車旅に酔いしれたいと思っていた矢先に隣でどんちゃんやられたらそりゃ嫌ですよね…。本当に、本当に申し訳ございません!!!
 でも、慌てふためくことになることを親自身が完全に予想できていたにも関わらず、小さい子と電車に乗らなければならないことがあるんです。ですから、みなさん。電車に乗って大変そうな親子を見かけたら、どうか、どうか温かい目で見守ってやってください。
 ちなみに、子どもを連れて奮闘している私をみなさんが見かけたら、きっとこう思います。
 「誇張ではなく、本当に盆と正月だったんだ」
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posted by おすし at 12:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月20日

子とともに ゆう&ゆう2017年1月号!!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年1月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男5歳、三男2歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります。
 この冊子はおそらく12月中にお手元に届いているかと思いますが、あけましておめでとうございます。正月ネタにしたいので、もう一度あえて言います。あけましておめでとうございます。
 そう、お正月といえば、おうちでゴロゴロでしょう。そして家族でするものといえば双六の類。人生ゲームなどパーティ向けゲームをみんなでやるご家庭も多いのではないでしょうか。
 実は僕自身、いわゆるボードゲームが大好きです。以前に書いたとおり、そもそもインドア派なんです。ですから子どもたちとボードゲームをよくします。平日なんかは学校から帰ってきて食事やらお風呂やらが一通り終わると、子どもたちとボードゲームをします。そこで今回は子どもたちと遊ぶと楽しいボードゲームをいくつかご紹介したいと思います。
 まず一つ目は、「ネコとネズミの大レース」。これは、それぞれがネズミのコマを進めてたくさんチーズを集めた人が勝ちという実にシンプルなルールのボードゲーム。肝はネコのコマ。サイコロの出目によってはネコが進んでしまい、ネズミたちを後ろから追いかけてきます。先に進めば進むほどチーズがたくさん手に入るのですが、あんまり欲張るとチーズを手に入れる前にネコに追いつかれて食べられてしまいます。また、ネコは後半になると足が速くなるので、ハラハラ感が増します。基本的にサイコロの数が分かればできるので、5歳くらいの子どもから遊べますし、ハラハラドキドキがあるので大人でも楽しめます。ウチの子どもたちとやると、あまりにもハラハラしすぎてキャーキャー相当にうるさいのですが。
 次は「おばけだぞ〜」。これはコマを進めて先にゴールした人が勝ちという極めて単純なボードゲーム。ただし、ゲームを進めていくと自分のコマの上におばけのコマをかぶせられてしまい、自分のコマが見えなくなります。最終的には全部のコマにおばけがかぶさり、しかもコマとコマの入れ替えも途中でなんどもあって、どれが自分のコマかが分からなくなってきます。そしてゴールしたときにはじめておばけコマを外します。そこで出てきたコマの色が自分のものだったら自分の勝ち!誤って他の人のコマをゴールさせてしまわないよう、自分のコマがどこにあるのかしっかり覚えておくことが重要になります。ですから酔っぱらった状態でやると、子どもたちに必ず負けます。そういう意味では正月向きではないかもしれません。
 いつも子どもたちとボードゲームをしていて思うのは、テレビゲームとは違う楽しみがあるなあということ。ボードゲームの場合は、ルールの理解と会話が必要です。テレビゲームは基本的には決められたルールを逸脱することができませんが、ボードゲームはなんでもありです。ですからルールや判定について疑義が生じたときには、話し合いで解決しなくてはいけません。勝ちも負けもジャッジするのは自分たちなのです。その点において機械が勝ち負けを決めてくれるテレビゲームとは違った面白みがあるなあと感じています。まあ逆に言えば、家族でやれば兄弟ゲンカの種もたくさん含まれているということにほかなりませんが。
 そうです。つまり、親の仲裁力が試されるのです。「ケンカするならもう片付ける!」なんて言ったらある意味もう親の負け。あー、そう考えたら僕はいつも負けている…。
 さて、今回はボードゲーム紹介といつもと違った内容にしてみました。はっきり言っておきますが、子育てネタがなかったわけではありません。ましてや四男が生まれたから、兄たちのことがなおざりになっているなんてことは決して、決して、けっ、し、てありませんのであしからず。
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posted by おすし at 16:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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