2017年10月31日

子とともに ゆう&ゆう2016年9月号

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2016年9月号」に掲載された記事と同じ内容です。
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 (長男8歳、次男5歳、三男2歳、男ばかりのドタバタなパパ育日記、始まります!)
 早く書かないとキャンプシーズンが終わってしまうので、今回もキャンプネタを。
 先回、あえて山キャンプに行くと書きましたが、読者のみなさんの中には「海には行かないの?」と思われた方も中にはいらっしゃるかもしれせん。はい、ほとんど海には行きません。だって、海って人が多いし、入ると体がべたべたするし、日陰がないし、なによりも、しょっぱいじゃないですか。そんなの気にならない?いやいや、長男を初めて海に連れて行ったときに帰りの車の中で感想を聞いたらですね、「しょっぱかったね」と言われたほど、海のしょっぱさはインパクトが大きいんですよ。海というのは某アイドルの塩対応以上に塩対応なわけです。まあ海で遊んだ感想が味だったのには確かに驚きましたが。
 それに比べて川は、海ほど人が多くないですし、べたべたしないから泳いだ後にシャワーを浴びなくてもさっぱりだし、木も多くて日陰があって涼しいし、しょっぱくないし。
 そしてそんな塩対応にノックアウトされた長男は未だに海には行きたがらず、今ではもっぱら山キャンプばかりです。
 山キャンプってハードルが高そうに思えますが、行ってみるとそうでもありません。キャンプ道具をすべて持ち込もうと思うと確かに大変ですが、バンガローやコテージがあるところも多いですし、最近では寝袋やバーベキューセットの備品から大浴場まであるところも。そしてテント等を一度そろえてしまえば、一回あたりのコストもかなり抑えられ、一泊旅行がし放題になります。…となんだかキャンプ場やアウトドアショップの回し者みたいな書きぶりになってしまいましたが、やはりキャンプは楽しい。
 そういえば前回書いたとおり、僕は超雨男です。仲間たちが企画するイベントに僕が参加するとほぼ必ず雨が降ります。仲間たちからは雨男っぷりが神懸っていることから「干ばつ地域にいって奉仕してきなさい」と言われる始末。そんな雨男でもキャンプは楽しいっていうんだから、晴男、晴女にとってみたらキャンプなんて最高ですよ。
 子どもたちなんてキャンプに行けば、着替えたばかりなのに予備の靴ごと川にはまったり、焼き立てのおいしいローストチキンを地面に落としたり、テントの寝袋の中にお菓子をこぼしたり、開けたばかりの缶ビールをこぼしたり、服を着ている僕を水鉄砲で狙ってみたり、ポケットの中にダンゴムシをつっこんでみたり、石をやたらと綺麗にならべてみたり、山の中でもやっぱり兄弟ゲンカしたり、土砂降りの雨にわざわざ自分から打たれてみたり、長靴をバケツ代わりにしてみたりします。
 え?全然楽しそうじゃない?むしろ親が大変じゃないかって?いえいえ、全然。スーパーや飲食店なんかに連れて行くより、じっとさせなくてよい分ずっと楽。
posted by おすし at 15:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月27日

子とともに ゆう&ゆう2016年8月号

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2016年8月号」に掲載された記事と同じ内容です。
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 (長男8歳、次男5歳、三男2歳、男ばかりのドタバタなパパ育日記、始まります!)
 もうすっかり夏ですねえ!夏といえばキャンプ!
 我が家では春過ぎくらいから頻繁に、山キャンプに行くようになります。現時点(5月下旬)で既に3回はキャンプに行っていますのでおそらく冊子がみなさんのお手元に届くころにはその倍は行っていることでしょう。
 最近知り合った友人家族からは「昔からアウトドアが好きだったんでしょう」とよく言われるのですが、実はアウトドアなんてほとんどしたことがなく、子どもが生まれる前は超が付くほどのインドア派、正直に言えばドラゴンクエストとファイナルファンタジーに明け暮れていました。その点、冒険は好きだったといえます。まあ、部屋の中にいながら完全に安全な環境の中での大冒険でしたが(ちなみに現在はうちにはテレビ、つまり受像機そのものがありません。なぜ?等、この話はまた機会があればいずれ書きます)。
 そんな人間がなぜ、アウトドアに目覚めたのか!?それは・・・なぜだ?と自分でも思い出せず、過去のメールなどを遡ってみたら分かりました。友人家族とキャンプに行こうという話になり、その企画運営をやる(やらされる)ことになったのがきっかけのようです。
 さて、キャンプに行かない人100人に行かない理由をたずねると98人が「設営が面倒くさい」と答えるとおり(筆者の想像)、キャンプは手間がかかります。車に荷物積んで、着いたら荷物を下して、サイトまで運んで、テント張って、タープ張って、テーブルや椅子を広げて、火を起こして、自宅のキッチンなんかよりずっと使い勝手の悪い中で調理して・・・。あー、書いていたら本当に面倒くさい気がしてきました。なんでわざわざこんな面倒くさいことをするために山の中に行かなくちゃいけないんだ!うん、そう思う人がいるのもごもっとも。
 でも確かに設営は面倒くさいと言えば面倒くさいのですが、やはり面倒くささ以上に得られるものが多いのも確か。
 まず子どもにとって自然の中で自由に遊ぶことって飽きたりすることがありません。家にいれば「ひま〜。たいくつ〜」を連呼する長男でもキャンプ場で暇だとか退屈だとか言っているのを聞いたことがありません。川で泳いだり、昆虫を探したり、長い枝を拾ったり(なぜか子どもは枝が好きだ)やることがたくさんあります。
 それから外で食べるごはんはなぜだか美味しい。ダッチオーブンを使った本格的なキャンプ料理はもちろんのこと、カップラーメンだって家で食べるのより数十倍は美味しくなります。飲み物だってそう。キャンプ場で飲むビールは第三のビールでもプレミアムビール並みに美味しくなるのです!本当に?・・・ほ、本当に。
 そして真っ暗になった夜のたき火タイムは格別です。たき火を見ながら他愛もない話をする。子どもたちもたき火を見るのは大好きでみんなが自然とたき火に集まってくる。
 ふと空に目をやると満点の星空が広がる・・・はずがそこにドサーッと大粒の雨。
 そうだった。僕は、超が付くほどのインドア派だった。それは僕が超雨男だったからかもしれない。
posted by おすし at 16:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする