--------------------
長男9歳、次男5歳、三男2歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります。
この冊子はおそらく12月中にお手元に届いているかと思いますが、あけましておめでとうございます。正月ネタにしたいので、もう一度あえて言います。あけましておめでとうございます。
そう、お正月といえば、おうちでゴロゴロでしょう。そして家族でするものといえば双六の類。人生ゲームなどパーティ向けゲームをみんなでやるご家庭も多いのではないでしょうか。
実は僕自身、いわゆるボードゲームが大好きです。以前に書いたとおり、そもそもインドア派なんです。ですから子どもたちとボードゲームをよくします。平日なんかは学校から帰ってきて食事やらお風呂やらが一通り終わると、子どもたちとボードゲームをします。そこで今回は子どもたちと遊ぶと楽しいボードゲームをいくつかご紹介したいと思います。
まず一つ目は、「ネコとネズミの大レース」。これは、それぞれがネズミのコマを進めてたくさんチーズを集めた人が勝ちという実にシンプルなルールのボードゲーム。肝はネコのコマ。サイコロの出目によってはネコが進んでしまい、ネズミたちを後ろから追いかけてきます。先に進めば進むほどチーズがたくさん手に入るのですが、あんまり欲張るとチーズを手に入れる前にネコに追いつかれて食べられてしまいます。また、ネコは後半になると足が速くなるので、ハラハラ感が増します。基本的にサイコロの数が分かればできるので、5歳くらいの子どもから遊べますし、ハラハラドキドキがあるので大人でも楽しめます。ウチの子どもたちとやると、あまりにもハラハラしすぎてキャーキャー相当にうるさいのですが。
次は「おばけだぞ〜」。これはコマを進めて先にゴールした人が勝ちという極めて単純なボードゲーム。ただし、ゲームを進めていくと自分のコマの上におばけのコマをかぶせられてしまい、自分のコマが見えなくなります。最終的には全部のコマにおばけがかぶさり、しかもコマとコマの入れ替えも途中でなんどもあって、どれが自分のコマかが分からなくなってきます。そしてゴールしたときにはじめておばけコマを外します。そこで出てきたコマの色が自分のものだったら自分の勝ち!誤って他の人のコマをゴールさせてしまわないよう、自分のコマがどこにあるのかしっかり覚えておくことが重要になります。ですから酔っぱらった状態でやると、子どもたちに必ず負けます。そういう意味では正月向きではないかもしれません。
いつも子どもたちとボードゲームをしていて思うのは、テレビゲームとは違う楽しみがあるなあということ。ボードゲームの場合は、ルールの理解と会話が必要です。テレビゲームは基本的には決められたルールを逸脱することができませんが、ボードゲームはなんでもありです。ですからルールや判定について疑義が生じたときには、話し合いで解決しなくてはいけません。勝ちも負けもジャッジするのは自分たちなのです。その点において機械が勝ち負けを決めてくれるテレビゲームとは違った面白みがあるなあと感じています。まあ逆に言えば、家族でやれば兄弟ゲンカの種もたくさん含まれているということにほかなりませんが。
そうです。つまり、親の仲裁力が試されるのです。「ケンカするならもう片付ける!」なんて言ったらある意味もう親の負け。あー、そう考えたら僕はいつも負けている…。
さて、今回はボードゲーム紹介といつもと違った内容にしてみました。はっきり言っておきますが、子育てネタがなかったわけではありません。ましてや四男が生まれたから、兄たちのことがなおざりになっているなんてことは決して、決して、けっ、し、てありませんのであしからず。
