長男8歳、次男5歳、三男2歳、男ばかりのドタバタなパパ育日記、始まります!
とある休日、妻が友人と会う約束があるということで、一人で子ども三人を見ることになりました。家でごろごろしているのが正直言うと一番楽なんですが、そんな鬱屈とした休日は嫌だ!ということで子ども三人連れて名古屋市科学館に行ってきました。
車ですいーっと行っちゃうのもいいけれど、たまには電車でのんびり行くかと思ったのが不幸の始まりで。子育て経験のあるみなさんなら想像に難くないと思いますが、まあなんと寄り道の多いことか。虫を発見してはあっちへ行きこっちへ行き、なぜか小枝は必ず拾い、ときには「あ、今なんかおった」とか言って来た道をわざわざ戻ったり。まさに水前寺清子の三歩進んで二歩下がるを地で行くという。うん、あの歌は子育てソングだったんだな。
とは言いながら、実は当然のことながらそうなることは想定内でして、基本的に子どもたちと出かけるときは目的地到着時間なんていうものをいちいち設定しないようにしています。そんなものを設定してしまった日にはノルマに追われる課長のごとく、「なあ、課の目標分かってるよね。どうしたら達成できるか分かるよね。おらおら早く行動せんかい!」とイライラしてしまうに決まっています。
というわけで三歩進んで二歩とか四歩とか下がりながら、普通に歩けば10分の道のりを30分以上かかってなんとか駅に到着。ああ、やっと駅。
そして三男がベビーカーに乗っているのでエレベーターに乗ろうと思ったら、長男と次男のどっちがエレベーターのボタンを押すかで小競り合い。小学生よ、そんなに押したいか?しかしながら押したい欲求にかられた長男は身体能力の差をいかしてささっとボタンを押してしまう。そして次男が「うう、俺が押したかったのに」と嗚咽をもらす。ああ、よしよしとなだめて改札になんとか着くと今度は切符がいらない次男が切符が欲しいと言い出す。ん、気づいたら三男の靴が片方ない!なに?ベビーカーから降りたい?ええっ!?今!?となる、降ろしてみたら暴走、改札突破、やっぱり降ろすんじゃなかったとなる、等々ちょっとしたトラブルはまさに枚挙に暇がないほどでしたが、それでもなんとか科学館に到着。
到着する頃にはもうお昼近くだったので、まずは腹ごしらえということで休憩スペースでお昼ごはんに。三男が再びベビーカーに座っていてくれたので今の内にと食べさせていると次男が「う、うんち〜」。ほっほう、ここでそうくるか。
次男のトイレに付いていかないわけにはいかないので、長男に三男を託し急いでトイレへ。長男と次男が心配でトイレから出て休憩スペースを遠目でちらりと覗くと、今度は個室から「おとうさんいる?おとうさんいる?」と大声で聞いてくる次男に「いるよ!いるよ!」と言いながら慌てて個室前に戻る。心の中で頼む〜頼む〜次男のうんちよ早く出てきてくれ、と祈っていると「お父さん、出たー」との声が。お尻を拭いて急いでトイレを出て、さぞかし長男と三男が大変なことになっているだろうと思って席に戻ってみると、長男がしっかり三男の面倒をみてくれていました。
いやー、小学生は頼りになるなあ。頼りになり過ぎて、オチにならないじゃないか。
