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長男9歳、次男6歳、三男3歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります!
今回は我が家でも特に夫婦の家事分担について触れてみたいと思います。あくまで父親の子育てにフォーカスした日記ですので、これまでについても僕と子どもの関わり合いについてばかりを綴ってきましたが、もちろん僕一人で子育てや家事をすべてこなすことなど無理でして実際には夫婦で協力して行っています。我が家では役割分担をほとんど決めておらず(料理のみ僕が担当。詳細は28年度5月号をご参照ください)、気付いた方がやるというスタンスです。
例えば洗濯。毎晩お風呂に入ると全員の一日の洗濯物が集まるのでそのタイミングで洗濯機を回すのですが、基本的に先にお風呂から出た方がやります。つまり、先に出た人は後からお風呂に入った人の洗濯物を回収して、洗濯機を回す。干したり畳んだりするのは二人でやることも多いです。そんなときは二人で今日あった出来事など会話をしながらやります。パパ向けの講演などをしていると、夫婦で一緒にやると必ず干し方や畳み方についてママからダメ出しされちゃうなんて話をよく聞きますが、ウチはそれぞれがそれぞれのやり方でやっています。育った環境が違えばやり方も違って当然で妻には妻の、僕には僕のやり方がありますし、なによりもそこでいちいち揉めているとそのモヤモヤが子どもたちに乗り移り、子ども同士がケンカを始め、最初は言い合いだったのが段々とおもちゃが空を飛び交うようになり、一瞬にして阿鼻叫喚の地獄絵図…、間違いなく家事どころじゃなくなることは想像に難くありません。ただ、紙おむつを間違えて一緒に洗濯しちゃったときは怒られました。そりゃそうだ。
掃除もそうです。汚いな、と思った人が思ったところを掃除する。誰がどこを掃除するとか決まりがありません。それでどうしてそういうやり方でうまくいくのかなと考えてみると、やはり僕も妻も家事に対して当事者意識があるからじゃないかなと思います。洗濯にしても掃除にしても自分がやらなければいけないことだと思っている。だから妻が洗濯をしてくれればありがたいと思いますし、片方に家事の負担が偏ってはいけないなと思うわけです。
各家庭によって仕事だったり子育て以外にも色々やらなければいけないことなどがあったりして、夫婦の家事分担のちょうどよい割合は様々だと思いますが、やはり男も家事や子育てに対して当事者意識をしっかりと持つべきだと思うんですよね。その意識があるからこそ、やってくれた相手に対して感謝の気持ちも自然と芽生えるんじゃないかと。
ところで、講演などいろいろな方にお話をしていると、夫婦喧嘩なんかしないんでしょう?とよく聞かれます。そんなときはこう答えています。
「子どもが一人増える毎に夫婦喧嘩は少なくなっていますね。夫婦喧嘩まで手が回らない」
