2022年09月16日

子とともに ゆう&ゆう 2017年9月号!

※以下は愛知県教育振興会発行の「子とともに ゆう&ゆう2017年9月号」に掲載された記事と同じ内容です。

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 長男9歳、次男6歳、三男3歳、四男0歳、男ばかりで毎日が盆と正月みたいにお祭り騒ぎで騒々しいパパ育日記、始まります!
 僕が所属するNPO法人ファザーリング・ジャパンでは東日本大震災以来、東北の被災した保育園等へ絵本の読み聞かせ(僕らは絵本ライブと言っています)に何度となく行っています。子どもたちに笑ってほしい、そういう気持ちでずっと続けてきています。
 そして今年の5月にも岩手県の釜石市と大槌町に行ってきました。三男と三泊四日の二人旅です(現地では仲間と合流しますが)。三男を連れていくのは、できるだけ子どもにも東北の様子を知ってほしいという想いと、子ども4人を妻に押し付けて出ていくわけにはいかないという想いからです。過去にも、長男、次男も岩手に連れていきました。
 さて、三歳児との二人旅。実は、我が家では3歳になったら父と二人で旅に行くという決まりになっており、今回はまさにそれを兼ねる旅でした。
 三男にとっては初めての飛行機。何日も前から「今日ひこうきのる?今日ひこうきのる?」と嬉しそうに聞いてきていました。
 そして当日。空港に到着して、目の前に大きな飛行機があるのを見て大興奮。その嬉しい気持ちのまま飛行機に乗ることができ、飛行機の中でも怖くて泣いてしまうとかそうしたトラブルもなく、快適に空の旅が終わりました。ネタが欲しい僕にとっては、スムーズ過ぎて物足りませんでした。
 次はレンタカーです。レンタカーでおよそ2時間、きっと「たいくつー!ひまー!」「おしっこー!」と様々なトラブルが起こるだろうと思ったら、すぐに寝てしまい、ずっと寝たまま釜石に到着。ネタが欲しい僕にとっては、スムーズ過ぎて物足りませんでした。
 ホテルにチェックインして荷物を置いたら今度は晩ごはんを食べにでかけました。さすがにごはん屋さんでは、なにかやってくれるだろうと期待したのですが、割と落ち着いて食べてくれる・・・。まあ、多少は落ち着きなくお店の廊下に出たり入ったりということはありましたが、食べ物を床にひっくり返すとか飲み物をぶちまけるとか店員さんの呼び出しボタンを連打するとか、そういったことはなく、僕ものんびりとビールを飲むことができました。ネタが欲しい僕にとっては、スムーズ過ぎて物足りませんでした。
 しかし、その晩・・・。だんだんホームシックになってきた三男は「おうちにかえりたい」「おかーさんは?」とつぶやくように。あー、この後大泣きするパターンだなと思いながら「大丈夫だよ。ほら、お父さんと寝よ」となだめていたら、そのままお互い眠ってしまい、朝に。スムーズ・・・。
 その後も東京から来た仲間たちと合流して、いくつか保育園を回り絵本ライブをしっかり成功させ、三男も行く先々の保育園で先生方によくしてもらったり、現地の子どもたちと遊んだりして、本当に楽しい楽しいスムーズな旅となりました。
 そしてこれほどまでにスムーズさを恨んだ旅もありませんでした・・・。
 あ、でもこれを読んでくれている、みなさん。ここに書いたようお父さんと子どもだけの旅って意外と大変じゃありませんよ。父子旅行、おすすめです。

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posted by おすし at 14:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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