2016年02月19日

男の子三人の父親の心境(毎日)

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posted by おすし at 12:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月11日

堂々巡りの気持ち

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(平成27年3月6日の福島県の海)

東日本大震災から丸四年が経った。
あれから何度と被災地に行っているから、復興へ着々と歩みを進めていることがよく分かる。
町が町としての賑わいを取り戻しつつある。
子どもたちの表情も明るい。

だけれども、まだまだだ。
がれきの山から更地に変わったけれど、更地は更地のままだ。

僕は自分のこととして、あの町々が輝きを取り戻す様を見届けなければならない。
地続きの、わが町。
被災地の子どもたちが笑っていなければ、自分たちの子どもも笑っていられるはずがない。
あの町々を置き去りにして、自分たちと子どもたちの明るい未来を想像することはできない。

僕がしていることといえば、被災地に行って子どもたちに絵本を読むことだけだ。
それになんの意味があるか分からない。
いや、物語の持つ力を信じているし、笑うことの意味も知っている。
だけどそういうことを伝えたいような、そうじゃないような。
ただ子どもたちと戯れたい、そういう気持ちが一番強いのかもしれない。

自分がしていることなど独りよがりなのかもしれないと、いつも心の底で思っている。

だけど、どうしても行かずにはいられないんだ。
posted by おすし at 14:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月07日

限りなく直線の妻

僕の妻は、限りなく直線だ。
限りなく真っ直ぐだ。

こうするとこうだからこうとか、ああしたらああだからああとかそういう雑念がほとんどない。
すべては本能の判断に任されている。

なんとなくもない。
なんとなく何かをしてみるとか、なんとなく食べてみるとか、なんとなく笑ってみるとかそういうものが全くない。

圧倒的な正当性でもって、行動がなされる。

揺るぎない衝動で後悔する間も無く次の行動に移ったり、眠ったり起きなかったりする。

チョロQみたいにびゅーっと突き進み、止まる。
チョロQみたいにびゅーっと突き進み、止まる。

それの繰り返し。

そんな妻を僕は追いかけたり、追い抜いたりする。
そして待っていたら追い抜かれたりする。
真っ直ぐだと思っていたら微妙な誤差でとんでもないところに行ってしまった妻を、おいそっちに行くのかよ、と思いながら軌道修正してみたりする。

それでも妻は真っ直ぐ進む。
限りなく真っ直ぐな道。
直線な道。
posted by おすし at 20:31| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月20日

ボロネーゼ!

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昨日の晩ごはんは、ボロネーゼ!
基本的にビール派なんですが、ベルギーで賞を取ったとかなんとかって書いてあったので発泡酒を買ってみましたが、これがうまい!!!コリアンダーとオレンジの香りがたまらん!!
posted by おすし at 11:58| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月14日

昨日の晩ごはん

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昨日の晩ごはんは、あさりのトマトパスタ、サバの香味トマトチーズホイル焼きと、写真にはないけど大好きなパン屋ポルカのバゲット。

サバとトマトの相性の良さに驚きました!
また作ろうっと。

※晩ごはんアップはFBでは以前からずっとやってましたが、今後はブログでも少しずつアップしていきます。
posted by おすし at 15:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月07日

2014年07月31日

家族で食卓を囲むということ

子どもと日頃向き合っていると、本当に自分自身の未熟さを痛感する。兄弟げんかの着地点は見つけてやれないし、わがままに思わずいらいらしてしまうし、伝えたいこともしっかりと伝えられているか自信がない。だけれども、それと同時に子どもと共に成長していけるような気もする。
子どもに恵まれたから見ることのできる景色がある。子どもの頃に抱いていたはずの忘れてはいけない何かを思い出すこともある。

家族で食卓を囲むことの尊さは、実際に妻や子どもたちと食卓を囲む中で感じた。その原点は子どもの頃に抱いていた家族で食卓を囲めない寂しさだった。

政治の場でもビジネスの場でも、大事な話はみな食事を伴う。つまり、食事を共にするという行為がお互いをよく知るために重要だということを、人は感覚的に、また経験的に知っている。
ならば家族で食卓を囲むことは何より重要で、家族で食卓を囲めるということは何よりも尊いものだと思うのだ。

様々な気付きを与えてくれる子どもたちと、そんな子どもたちを産んでくれた妻に感謝しつつ、食卓を家族で囲む妻の誕生日!!

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posted by おすし at 15:14| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月13日

東日本大震災から3年経って思うこと。

以下、フェイスブックに投稿したことですが、あちらは時とともに流れていってしまうためブログにも書いておきます。

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 あの地震から三年が経過した。日本をまるごと飲みこんだと言っても過言ではないあの地震。津波。
地震が起きて約1カ月たったころから仲間たちに連れられるようにして何度か東北へ足を運んだ。そして子どもたちに絵本を読んだり、被災された方々のお話を伺ったりした。
しかし、常に意識の中にあったのは次のようなことだった。

 なにか、少しでも役立つことがしたい。だけど自分にできることが果たしてあるのだろうか。
自分のような何のとりえもない人間に、何ができるのだろう。
自分がお金をかけて行くくらいなら、どこかに寄付すべきなんじゃないだろうか。
安易に行くのは、被災された方々の心に土足で踏み込むようなことになってしまうのではないだろうか。

そうした逡巡する気持ちを抱えたまま、東北へ行っていた。いや、今でもそうした気持ちは抱えたまま行っている。
でも、行けばいつでも会う人会う人が感謝の気持ちを伝えてくれる。子どもたちは「また来てね」と言う。
行く回数を重ねるごとに町も変わってくる。がれきの山だったところが更地になり、道ができ、商店ができる。町全体を覆っていた陰鬱な空気もどこかへ行って、まさに復興への息吹を感じられるようになった。

しかし、まだまだだ。依然として行方不明の人がいる。これからの町の在り方が決められないでいる。原発の問題も収束できるのかどうかすら分からない。

報道も昨日ばかりは被災地のことを取り上げたけれど、名古屋では普段被災地のことを目や耳にすることは実に少ない。

だから今になってやっと、自身が被災地へ行くことの意義が見出せるようになってきた。

現地のことを自分の言葉で、少なくとも、自分に近しい人には伝えよう。
そして、震災直後のあの逡巡した気持ちを忘れないでいよう。
意味があるのかは分からない。だけど、できることをできるだけ、動けるだけ動いてみよう。

単なる自己満足だと、批判があるかもしれない。

だけど、また行きます。

ずっと行きます。
posted by おすし at 15:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月11日

第三子誕生!!-3

あわてて分娩台へ向かうと妻がつらそうにしていました。
陣痛の間隔がかなり狭まってきている様子。

「どう、生みたい?いけそう?」
と助産師さんが声をかけると、妻は首を縦に振り陣痛がくるのに
合わせていきみます。

そうして何度もいきむのですがなかなか生まれてこない。
それから結局1時間くらい、頑張っていました。

すると今度はだんだんお腹の赤ちゃんの心拍数が下がってきました。
助産師さんが医師を呼びます。

頭は見えるところまできているのですが、どうも産道が狭いのか
赤ちゃんが出あぐねているようでした。

医師がやってきて「横井さん、少し切って赤ちゃんが出てきやすくするね。
赤ちゃん、ちょっとしんどそうだし。いいね?」
妻は首だけ縦に振ります。
「よし、切りま・・・。あっ、いけそういけそう!!
 横井さん、がんばっていきんで!!」

そして・・・。
騒々しい分娩室にかわいいかわいい泣き声がこだましました!!

1月17日(金)5時50分 三男誕生!!!!

妻の必死な頑張りと三男のこれでもかという元気な泣き声に思わずほろりと来て
しまいました。
かけがえのないこの瞬間に立ち会えたこと、本当にうれしく思いました。

また普段、長男や次男にいらいらして怒ってしまうこともしばしばあるのですが、
三男の誕生とともに、彼らの誕生したときのことを思い出すと、あんまり怒って
てはいかんなあと、思いました。
元気で生まれてくれたことへの感謝の気持ちがどこに行っちゃうんですよね。日常では。

そうしたことを考えさせてくれた三男に感謝しつつ、日常もできるだけ笑顔でいたいなあ。

VIVA! 家族!!
posted by おすし at 05:18| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月13日

第三子誕生!!-2

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内診するからパパはカーテンの向こうでちょっと待ってて、と言われ待つことに。

しばらく待っていると、急にあわただしくなる分娩室・・・。
赤ちゃんの心拍数が下がってきていて、早く出してあげなければいけない状況に。
あまりにも赤ちゃんが出てきにくそうだと、若干メスで切って出てきやすくするため、助産師さんは医師を読んでいました(当然自身は、そんなこと分かっていませんでしたが・・・)。

分娩室の助産師さんたちが衝突しあうんじゃないかというような、あわただしさ。
一人目のときも二人目のときもこれほどのバタバタ感はなかったのでこっちも「えっ!?えっ!?」といった感じでオロオロするだけ。

そして助産師さんが思い出したように「パパはどこ!?」となって、呼ばれて分娩台の方へ向かうのでした。

つづく
posted by おすし at 05:20| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月03日

第三子誕生!!-1

かなり久しぶりの更新!

フェイスブックをやり始めてから本当にブログを書かなくなってしまったのですが、過去のブログ記事を見るとやはり大事なことはブログに書いておきたいなと思いました。
フェイスブックはすべてが時と共に流れていってしまうんですよね。もちろん過去の投稿も見られるのですが検索性が低いというか、過去を見返すにはあまり向いていない。
その点、ブログはいわば日記だから過去の思い出を振り返るにはもってこい。
というわけで久しぶりに書きます!!

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平成26年1月16日午後6時頃。
妻が破水したかも、というので急いで病院へ。
そのまま出産となるかもしれないので子どもたちも連れていきました。できれば一緒に立ち会いたいと思っていたので。
妻が診察を受けている間、病院内の売店で晩ごはんを購入して待合室で食べました。

診察の結果、やはり破水していたようでそのまま入院することに。
ただ、羊水が完全に出てしまったわけではないので、陣痛がくるのを待つことになりました。
分娩室にソファ等もあってそこで子どもたちとお菓子を食べたりして陣痛を待ったのですが、夜も遅くなってきたので一旦帰って子どもたちを寝かすことにしました。
陣痛が短い間隔で来るようになったら電話をもらうことにして、自分と子どもたちは家に。

子どもたちを寝かしたあと、仕事もたまっていたので電話が来るまで仕事をこなしていたところ、深夜3時過ぎに電話が!
「だんだん陣痛が短い間隔になってきたから来て」

子どもたちはおばあちゃんに任せて、急いで病院に向かいました。

分娩室に入ると、妻は「すぐ産まれそうって感じではないけど」と腰をさすりながら言いました。
お腹の中の赤ちゃんの心音を伝える電子音が部屋に響いています。
そして出産のときは腰をさすってやるといいんだったよな、と一人目二人目で立ち会ったときを思い出しながら腰をさすりました。

陣痛は確かに痛くて大変そうだけど、今のところ問題なく出産に向かっているようでした。
しかし、このあと・・・。

つづく。
posted by おすし at 11:24| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月09日

派遣労働の今後について

久しぶりの投稿ですが、ちょっと固めに!
派遣法の規制緩和についてフェイスブックでも言及したのですが、そこに契約法の問題も絡めてどういう問題が生まれるのか考えてみたいと思います。

まず、その変更案とは以下の通り。

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『派遣労働、同一業務「3年まで」撤廃へ 個人単位に上限』(産経新聞2013/8/7)
 厚生労働省の有識者研究会は6日、最長3年までとなっている同一業務での派遣期間の制限撤廃を求めることで一致した。近く報告書を取りまとめ、早ければ月内にも厚労相の諮問機関である労働政策審議会で審議が始まる。
 現在、通訳やアナウンサーなど、専門の技能を要求される26業種は派遣期間に制限がない。しかし、それ以外の業種では、派遣期間は同一業務につき最長3年と決められている。派遣先の正社員の労働を確保するための制度だが、ある派遣労働者が2年で辞めた場合、同じ業務に就く次の派遣労働者は最長1年しか働けず、不安定な雇用になりがちだった。
 研究会は、業務単位でなく、個人単位に上限を設けることを提言。前任者の有無にかかわらず、派遣労働者は同じ部署で最長3年まで働けるようにする。また、部署を異動すれば、さらに同じ会社で働けるように求める。
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どう考えてもこの制度変更はおかしいと思います。

自身はそもそも派遣という働き方は極めて限定的であるべきとの立場ですが、派遣を認めるにしても今回の制度変更は一体なんのために認めるのか説明がつかない。
企業は人を取っ替え引っ替えすれば永久に派遣を利用できますが、労働者は3年置きに勤務先を変わらなければならなくなり、そうした点で労働者にとっては改悪と言えます。

この研究会の報告では、派遣先が3年を超えて派遣を受け入れる場合、派遣先の労使間でチェック機能を持たせれば常用雇用の有期雇用による代替は防げるとしていますが、労使のチェック機能が本当に機能するかは疑わしいです。
現行でも派遣期間が1年を超える場合は労働者代表の意見を聞くことになっていますが、企業によっては形式的に労働者にサインをさせるだけのところもあります。
どうもこの研究会報告を見ていると、机上の空論で組み立てられているとしか思えません。
(一応、派遣労働者や派遣企業の意見も聴取しているとしていますが)

この研究会報告のスタンスは、「派遣労働という働き方を認め、派遣による常用代替を防ぎつつ、派遣労働者を保護する」、です。

もしそうであるならこの個人単位で上限を設けるというのをやめるべきだと思います。
契約法が有期雇用の上限を事実上5年にしたことで、有期の派遣も5年経てば無期雇用の派遣労働となり、労働者にとってキャリアアップの観点から望ましいと、この報告には書いてありましたが実際は派遣元も5年で雇い止めをすると思います。
こうも制度がころころ変わるようでは、派遣元も無期雇用というリスクを抱えたくないからです。
派遣労働者は5年ごとに派遣元から派遣元へ移動するだけになるでしょう。

派遣労働者としては、どの道派遣として働くのであれば同じ企業で働き続けられる方が良い。
常用雇用の代替として派遣を使えないようにするという視点から、企業のみ期間の上限を取っ払うというのは間違っています。
ルーチンワークであれば、人をとっかえひっかえするだけです。

常用代替防止の観点を重視しすぎるあまり派遣労働者の保護が無視されている、というのが今回の報告書に対する個人的な感想です。
常用代替防止を言うなら派遣労働というもの自体を否定すべき、派遣労働を認めるなら派遣労働者として生涯働ける仕組みとすべき。

端的に言えば、政府は派遣労働を推進するのか、推進しないのか、その部分を明確にしなければいけないのだと思います。

厚生労働省「第15回今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会 資料」
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000014405.html
posted by おすし at 05:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月14日

ドキュメンタリー映画「あの日〜福島は生きている〜」を観て

風とロックLIVE福島のドキュメンタリー映画「あの日〜福島は生きている〜」を見た。
http://kazetorockcaravan.jp/

続いてたまたまだけど以下のHPを見た。

「書きかけてやめた、福島のことを、もう一度」
http://www.1101.com/fukushima/2012/index.html

震災後東北には何度か行っているけれど、毎回このほぼ日刊イトイ新聞の記事のような思いに駆られる。

かの地で自分がやっていることに意味があるのか。
そこにかかるお金をもっと別のことに使った方がいいのではないか。
もっと素晴らしい支援をしている人に寄付した方がいいのではないか。

行って感じる自身の無力さ。
自分の中にある、どこか他人事のように感じているかもしれないという側面。

津波によって根こそぎ破壊された土地を見て心はつぶれそうにはなるけれど、何もできないただの一人の人間がそんな心情になったからといってどうなる。

そんな風にいつも感じていた。

でもこの映画を見て勇気づけられた。

大事なことは、かの地のことを忘れないこと。
そう暗に訴えてくる。

名古屋じゃあまり震災のことが語られなくなった。
新聞でもほとんど報道されない。
3.11だけに思い出される歴史になりつつある。

それではいけないと、あのとき亡くなった人がいて今を生きる人がいてこれから生まれる子どもたちがいて、そうした人たちが当事者としてあの震災をみつめていく必要があるんじゃないかとこの映画は訴えてくる。

何度でも行こう、あの日を忘れないために。
posted by おすし at 07:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

家族のワーク・ライフ・バランス

ファザーリングジャパンの理事になってはや三ヶ月。
二月に一回は東京に行くようになりました。
しかも今年から商工会青年部部長、保育園の父母の会会長も務めさせてもらっており肩書きだけは増えました。

こうなってくと俄然重要になってくるのがワーク・ライフ・バランスです。

本業や家事、育児をおろそかにせず、かつBitLの活動、ファザーリングジャパンやその他のNPO活動、青年部活動、父母の会活動をこなさなければならない。
仕事をどう効率的にこなすかについては先日アップしました。
http://enjoypapa.seesaa.net/article/290243371.html

今回はワーク・ライフ・バランスでもついみなさんが忘れてしまいがちな観点について述べたいと思います。

自ら主体的に考え、仕事やそれ以外の活動ができるようになると、つい周りが見れなくなって没頭してしまうことがあります。
それは趣味であれ、青年部活動であれ、NPO活動であれ同じです。

講演などで「自分自身のワーク・ライフ・バランスは取れていますか?」と質問すると比較的多くの方が手を上げます。
しかし家族からそうした活動に対して理解が得られているかを考えたことがあるでしょうか。
ひょっとすると自分がやりたいことをやるために、家族を犠牲にしているかもしれません。
自分がやりたいことをやれている、というだけではまだワーク・ライフ・バランスを取れているとは言えません。
家族全員のそのバランスが最高潮に達した時、初めてワーク・ライフ・バランスが取れていると言えるのです。

自分自身、肩書きが増えるのと比例して時間を様々なところに費やすようになりました。
そこで必ず心がけていることがあります。

それは、妻の負担を極力増やさないこと。

東京へ出張に行く時は、晩ごはんを作りおき、洗濯も畳んで仕舞うところまでやり、基本的には夜行バスで帰って翌日の保育園への送りにも間に合うように帰ります。
また、夜の会合も週に二日までに抑えるようにしています(これは多いか!?)。
特に言えるのは、家を空けるときほど家の事はできるだけやっていく、ということです。

こうしたことは妻から要求されてやっているわけではなく自身で勝手にルール付けたものですが、ルールを決めないとどんどん家族に甘えてしまうことになりかねないんですよね。

協力してもらうことはあっても、自分のやりたいことのために家族を犠牲にしない。

これがワーク・ライフ・バランスの重要な観点だとおもいます。
posted by おすし at 17:36| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月04日

仕事のムダは減らしたい!!

仕事のムダをなくす、なんて最近ではよく聞くようになりました。
しかし、個人的にはムダな仕事というのはほとんどないと思っています。
あるのは、ムダに時間をかけすぎている仕事、なんじゃないかな。

パワーポイントのアニメーションに必要以上にこだわったり、訪問先があっちこっちで移動時間ばかりかかってしまったり、いろんな雑音で仕事が細切れになってしまったり。

こういう状況にならないように横井が気を付けていることがありますのでここで発表します!!(講演でいつも言っていることですが)

・パワポのアニメにこだわらない
 パワポもそうですが、企画書とかそれなりに頭を使う仕事ってどれだけでも時間がかけられてしまう。そこが罠!
 制限時間(その仕事にかけていい時間)を自分で設定することが出来る人はそういうやり方が良いですし、自身のように自分に厳しくできずついダラダラ仕事をしてしまうという人は背水の陣を敷くというやり方がなかなかオススメです。つまり、締め切りギリギリまで仕事に手をつけない。そうするとおのずと短期間で仕事を仕上げなければならなくなるってわけ。もちろん自分のキャパを考えながらやらないとパンクしかねないので注意が必要ですが、これがまた以外に適度な質の仕事ができるんですよ。ちなみにこれを、「夏休みの宿題の法則」と言います(笑)。
 自身の子どもの頃の話をすると、実は夏休みの宿題は友人たちを集めて分担して初日で終わらせるという方法取っていました。悪知恵〜。

・顧客の訪問の仕方
 お客様のところには基本的に伺うことばかりなので、いつどこのお客様とアポを取るかがWLB的には大変重要になってきます。東に行って今度は西に行ってまた東に行って…というアポイントの取り方ではムダが出てしまうので、一社アポを取ったらその会社と同じ方面の他の企業とアポを取れるように努力します。また、訪問と訪問の間に待ち時間ができないように約束します。なのでできるかぎり「○時〜○時の間に訪問します」という感じで約束します(もちろんお客さんの都合最優先で約束しますが)。
 さらに、昼食時間も1時間も取ってはもったいないので、できるだけ12時から13時の間に移動時間が来るように時間設定します。昼食はコンビニ等で買って車で移動しながら食べます。

・邪魔が入るのを防ぐ
 会社勤めの方はなかなか難しいかもしれませんが、早朝に仕事をするのをオススメします。早朝は誰からも電話がかかってこないし、ものの本によると脳の働きも早朝の方が良いらしいです。実際、早朝に仕事していても事務作業にせよ、頭を使う仕事にせよ、結構集中してるな、と感じています。
 それを実践するために自身は基本的には夜22時には寝るようにしています。で、4時くらいに起きる。4時というと「早すぎる!」なんてよく言われますが、よく考えれば6時間くらい寝ているのでみなさんの考えているほど睡眠時間を取っていないわけじゃないんですよね。

色々立場によってやれることが違うと思いますが、やはりワーク・ライフ・バランスを取るためには強烈な意思が必要だと思います。
また、その意思を生むためには動機付けが必要でしょう。

自身がやりたいことを徹底的に洗い出すとしっかりと動機付けができますよ!!
(講演ではウィッシュリストという手法を紹介していますがこれはまたいずれ…)

自身の最大の動機はコレ!!


『家族で食卓を囲む!!』


家族で食卓を囲むことがなにより大事だと思っているんですよね。
子どもについでもらったビールはうまいですよ〜〜〜!!!
posted by おすし at 16:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月31日

人々はいつ働いているか??―深夜化と正規・非正規雇用の関係―

三か月以上ぶりの更新。
たまに覗いてくれていた人スミマセン。

で、久しぶりでちょっと真面目な話。
ワーク・ライフ・バランスにも通ずる話なので関心のある方は読んでやってください。

「人々はいつ働いているか??―深夜化と正規・非正規雇用の関係―」
http://www.rieti.go.jp/jp/publications/summary/11040021.html

上記の報告書を読んで思ったことを述べたいと思います。

1988年、労働基準法の改正により一週間の労働時間が48時間から40時間に引き下げられた。そのため、土日休みの完全週休二日制が普及した。これが労働者の福祉を向上させたとよく言われるが実は、それは間違いではなかったか。
週の間にある休日は体の休息が第一の目的と考えると、現在の土日は連休となっているのも手伝ってどちらかと言えばレジャーを促進することになっていると思う。つまり、土日に思いっきり遊ぶことによって休息する暇がなくなっているのが現状なのではないだろうか(ストレス発散の効果ももちろんあると思うが)。仕事にやりがいを感じられない、という人が近年は多くいると聞くが、実はこうした連休がレジャーをある意味仕事の目的にしてしまい「仕事いやだなあ。早く週末こないかな」と思わせているのではないか。・・・と考えるのは、論理が飛躍しすぎだろうか。
また、この報告書にある通り、週休二日制が平日の残業を増やしているとも考えられる。うつ病の患者数も時を同じくして増加しており、そうした働き方の変化が一定の影響を与えているとも考えられる。

【完全なる私見(上記もそうだけど)】
農耕民族ということを考えれば暗くなったら寝て、明るくなったら起きる、という生活リズムが一番しっくりくるんじゃないかなあ。
また連休があると休みボケというのは少なからずあるし、個人的には連休はそうしょっちゅうなくてもいいと思うなあ。
それから人間が健康に働ける一日あたりの時間も生理的に決まっている気がする。これは休めばなんとかなるとかそういう問題じゃないと思うなあ。

自営業になって土日も休んでるのか休んでないのか分からないような働き方だけど、日々のリズムにはすごく気をつけていて、実際気分的にはすごく健康的ですよ。
先日ぎっくり腰やったけど。はっは。
posted by おすし at 13:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月24日

海苔を切り絵みたく切る。

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今日は長男の遠足の日。
本当はキャラ弁ではなく、硬派で無骨で飾り気のないお弁当を作りたいのですが長男が「ゾロのおべんとうつくってー」と言うので仕方なく作ることに(純粋に喜んでくれるとそれはそれで嬉しいし)。

しかし、ワンピースのゾロをどうやってお弁当で再現しようか本当に悩みました。
ネットでいろいろと検索してみましたが、自身の手に負えそうのないものがたくさん。

で、最終的にはこれが一番単純だということで、海苔をちょきちょきやって切り絵みたいにしてごはんとかチーズの上に乗っけちゃえ、ということになりました。
色々な食材を使って色鮮やかに作るのがキャラ弁道の王道かとは思いますが、自身はとりあえず「ゾロ」が弁当上に現れてくれればそれでいいわけで。
そしてパンソンワークスのものが単純化してあって楽かなと思い、息子のグッズをコピー機で縮小コピー。
弁当サイズにして海苔と合わせて一緒にカット。

楽勝だなと思って始めるも、結構めんどくさい・・・。
しかしなんやかや思いながらやっている内にこれが意外に楽しいことに気づく。
この楽しさは、「あたらしいみかんのむきかた」と同じ次元の楽しさだ!!
http://enjoypapa.seesaa.net/archives/20110928-1.html

そうして仕舞いにはカッターも使用して完成。
構想&制作時間1時間の大作(?)が写真です。

いやあ、趣味で切り絵やっている人の気持ちがよく分かった午前4時でした。

時間や道具の都合上細かいディティールを省いた部分もあったし、次回弁当制作までにデザインカッター買ってこようっと(笑)。
posted by おすし at 16:35| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月04日

手作りパチンコ!!

IMG_20120504_161526-1.jpg今日は実家の庭に植えてある、レモンの木 の剪定をしました。

そして切り落とした枝でパチンコを作りま した!!

レモン木はトゲがたくさんあるのでそれを カッターでキレイにそぎ落とし、また玉を 受ける部分は、いらなくなった牛革の軍手 で作りました。

で、ビニール袋でパラシュートを作り、こ れを宙に打つと空中でばさっと広がる仕組 み。

実際にやってみると輪ゴムではパワー不足 で十分に飛びませんでしたが、手で投げる と空中でキレイに広がりフワフワと降りて きました。 今度はもう少し強度のあるゴムを買ってき て作ってみよう!!

カッターで木を削ったりするのはなかなか 楽しいのでみなさんも是非!
posted by おすし at 17:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月10日

東海ワークシェアリング研究会報告をまとめました!

平成21年に発足した東海ワークシェアリング研究会ですが、やっとのことでその報告書をまとめました。

http://bitl.biz/
↑報告書はここからダウンロードできます。

立ち上げ当時は、リーマンショックで多くの企業が休業を余儀なくされていたときで、まさにワークシェアリングの中でも緊急避難型ワークシェアリングと言われる手法が多く利用されていました。
しかし研究会では当初から多様就業型ワークシェアリング、つまりワーク・ライフ・バランスの観点からワークシェアリングを研究してきました。
ワーク・ライフ・バランスなんてあえて言わなくても、残業もほとんどなくなり休業日もあってワークのボリュームが全体的に減っていたときでもありましたが、そうした時期だからこそ働きかたを考えるいいチャンスだと捉え研究会を続けてきた成果が今回の報告書です。

企業がWLB関連施策を取り入れたその動機や制度の内容、また介護問題に対する考察など今でも十二分に参考になる内容になったと自負しています。
ワーク・ライフ・バランスに関心のある方は是非、ご一読していただけたらと思います。

最後に、研究会の座長を務めていただいた椙山女学園大学の吉田良生教授、参加してくださった企業のみなさま、本当にありがとうございました。

参加企業一覧(敬称略)
 アイコクアルファ株式会社
 株式会社エステム
 エンプロ株式会社
 河村電器産業株式会社
 敷島製パン株式会社
 株式会社ジェイテクト
 尾西信用金庫
 株式会社ポッカコーポレーション

オブザーバー参加
 コクヨマーケティング株式会社
posted by おすし at 09:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月27日

なごや子どもシティナノ!!

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3/24、25と、高齢者就労支援センターで「なごや子どもシティナノ」が開催されました。
(写真は、そこに来た子どもたちが書いた感想です)

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なごや子どもシティナノとは?
一般的にはミニミュンヘンと呼ばれる遊びです(ドイツのミュンヘン市ではじまったのが起源)。
簡単に言ってしまえば、まちごっこ。
まち全体を子どもたちが担い、運営していくというものです。
まちには、市役所、警察署、税務署、ハローワーク、飲食店、雑貨屋等があり、そこで働いているのも買い物をしているのもみんな子どもたちです。
まちに入るとまず、市民証がもらえそのまちの市民になります。
一番はじめにはお小遣いとして仮想通貨がいくらかもらえますが、それだけではこのまちを遊び倒すことはできないので、ハローワークへ行って仕事を紹介してもらいます。
そして紹介してもらったお店等に行って仕事をしたら、今度は銀行へ行ってお給料をもらいます。
忘れていけないのは、納税。
給料をもらったらあとは税務署へ行き、きちんと納税します。
納税していないと、ハローワークで次の仕事が紹介してもらえません。
こうして仕事や買い物を繰り返していく、というのがこのイベントの概要です。
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自身は実行委員としてこのイベントの企画段階から関わっていました。
今回は時間の都合でまちの仕組みは実行委員の大人たちで作ってしまいましたが、通常ミニミュンヘンを開催する時は子ども実行委員を募集して中学生〜高校生くらいの子どもたちに関わってもらうことが多いようです。
そこで学ぶことがとても大きいので、その点は今回残念。

ただ今回はミニミュンヘンという遊びを広めようという趣旨で大人向けの講座も同時に開催しました。
お金のかかるイベントでもあるので、企業向けに協賛を呼び掛けるということもしました。
また、各地域で開催したこどものまちで活躍している子どもの発表の場もありました。
(守山商工会青年部が開催している子ども商店街の子どもたちも発表してくれました!)
そういった意味ではとても有意義なイベントだったと思います。

ミニミュンヘンおもしろそうだな、と思われた方は是非やってみてください!!
子どもたちの笑顔に会えますよ〜。

どうやって進めたらいいか分からない!という方はご相談にのります〜。
posted by おすし at 04:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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